国内では、日銀会合に向けては1日発表の6月日銀短観への関心が高い。大企業製造業の業況判断指数(DI)は11と、3月から横ばいが予想されている。円安進行で高まる日銀の早期利上げ観測をさらに後押しする内容となれば、金利上昇を促し、バリュー(割安)株や金融株を押し上げる展開となりそう。米国では5日の米6月雇用統計が大きな焦点となる。前回5月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、米長期債利回りが上昇している。その他、1日にISM製造業景況指数、2日に雇用動態調査(JOLTS)求人件数 、3日にADP雇用統計の発表があり、これらを受けて米FRBの金融政策を巡る市場の見方がどのように変化するかも相場を左右しそう。賃金インフレの再燃を明確に示さない限りは、大きな変動要素にはならないと思われる。
よろぴこ : 例年、日本株も7月は株価が上がりやすい季節。これに浮かれていると8月、9月にどかっと調整が入り、焦って損切りしてきた。ここで一旦利確して仕切り直すか、4-6月の円安で業績上振れることを見越して保有か悩むどころ。
マンチカンのマチ よろぴこ : そのような体験談は非常に為になる。