【日経平均・TOPIXが3日連続最高値！】青天井銘柄も続出？新高値更新中18銘柄の上昇余地を基に3銘柄をピックアップ

11日の日本株市場は上昇し、9日、10日に続いて3日連続で日経平均株価とTOPIX（東証株価指数）がダブルで史上最高値を更新している。日経平均は初の4万2000円台に達した。
好調な市場をリードしているのが、上場来高値を更新中の銘柄だ。こうした銘柄をピックアップし、上昇余地をチェックする。

◆ $第一三共(4568.JP)$：アナリストが「強気」の評価
第一三共はアナリスト14人による総合評価が18銘柄のうち唯一の「強気」で、10日終値はアナリスト平均の目標株価まで5.67％の上昇余地がある。アナリストの最高目標株価との乖離率は15.71％。RSIは70台には至っておらず、「買われ過ぎ」サインは出ていない。

◆ $第一生命ホールディングス(8750.JP)$：PERとPBRに割安感
18銘柄の中で直近PERとPBRが最も低いのが、第一生命HDだ。直近PERは15倍に達しておらず、PBRは1.15倍にとどまっている。アナリスト11人のうち、最高目標株価と10日終値の乖離率は11.16％。

◆ $HOYA(7741.JP)$：年初来では“出遅れ”か？
HOYAは年初来の株価上昇率が18銘柄の中で最も低い17.11％にとどまっている。また、アナリスト14人のうち6割に当たる8人が「強気」（総合評価は「やや強気」）と評価しており、10日終値は14人平均の目標株価まで4.39％の上昇余地がある。アナリストの最高目標株価と10日終値との乖離率は16.28％。