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エヌビディアだけでないAI特需の恩恵、レディットやパランティアもビストラ🧐🤔

2024年12月20日 15:02 JST
レディットの株価は、3月の新規株式公開(IPO)後に382%上昇
ビッグデータ解析のパランティアの株価も年初来で332%上げた
テクノロジー銘柄の投資家にとって、2024年は人工知能(AI)関連の取引が一段と盛り上がり、 米エヌビディアやメタ・プラットフォームズといった巨大企業が、S&P500種株価指数を2年連続で押し上げた年として記憶されるだろう。
  しかし巨大テック以外でも多くの興味深い取引が存在した。テック大手によるAI関連の多額支出が寄与する形で、半導体メーカーやサーバーメーカーだけでなく、一部のソフトウエア銘柄や電力会社、(AIサービスの開発に用いられる)膨大なデータキャッシュのオーナーにも株価の騰勢が波及した。
  トゥルイスト・アドバイザリー・サービシズの株式戦略マネジングディレクター、スコット・ユシャック氏は「最初の受益者でなかった企業も成長を経験し始めた。テック業界では現時点でAIが選好されているが、25年にはテックの選好対象が広がると期待している」と説明した。
レディット
オンライン掲示板の運営会社レディットの株価は、3月の新規株式公開(IPO)後に382%上昇した。同社のデータを大規模言語モデル学習に活用する米オープンAIやアルファベット傘下グーグルのような大手企業とのデータライセンス契約が、株価の急騰を後押しした。
パランティア・テクノロジーズ
ビッグデータ解析を手掛ける米パランティア・テクノロジーズは、データ分析AIアプリケーションの需要が追い風となり、24年は前年の17%を上回る26%の増収となる勢い。
ナスダック100指数の構成銘柄に来週から採用される同社の株価は年初来で332%上げ、時価総額は約1700億ドル(約26兆7200億円)と年初の370億ドルから急増した。パランティアがS&P500種の構成銘柄に採用されたのは今年9月のことだ。
ビストラ
発電事業を展開する米ビストラは、年初来の株価上昇率が256%とエヌビディアの164%を上回り、S&P500種構成企業でトップクラスのパフォーマンスを誇る。
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