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$NVDA 決算 感想

$NVDA 決算 感想
予想通りの結果と株価の動きをしました。
具体的に言うと、決算は予想を上回り、ダブルビートを達成しました。先日の決算予想で言ったように、このダブルビートはNVDAの投資家にとっては目新しいことではありません。なぜなら、同社は過去7四半期の間、両方で予想を上回ってきたからです。しかし、期待に応えるほどの上振れではなかったか、ガイダンスに不満を抱いたのか、単にニュース売りなのか、いずれかの理由で株価は下落しました。
細かく見ていきます。データセンター事業は112%の大幅な増収を記録しました。Nvidiaのデータセンター事業は、Nvidiaの他の事業部門よりもはるかに速いペースで成長を続けています。逆に言えば、これは、同社が時間とともに多様性を失っていくことを意味します。単一の事業部門(データセンター)への依存が高まることは、その部門が好調である限りは良いことです。しかし、その分野に問題が生じた場合、Nvidiaはバランスを取れないということになります。
あと不満を抱いた点があるなら、成長が減速している点があるかなと思います。ここ数四半期の前年比成長率を見ると、成長が減速していることが分かります。昨年の第4四半期には270%増、今年の第1四半期には260%増、第2四半期には120%増、そして直近の四半期には約90%増でした。これは依然として高い成長率ではありますが、もちろん、ここ数四半期と比較すると大幅な減少です。ただ、これは別に驚くようなことではありません。比較が厳しくなっていること、そしてNvidiaが際限なく大幅なペースで成長することはできないためです。大数の法則により、成長はいつかは必ず鈍化せざるを得ません。
次はガイダンスです。第4四半期の決算見通しを見ると、成長はさらに鈍化するのではないかという印象を受けます。同社は売上高を約375億ドルと予想しており、これは第3四半期の集計値から7%の増加となります。同社のガイダンスは基本的に保守的に設定するのですが、それを考慮しても成長鈍化の可能性は十分にあります。
もし同社が今までと同様に今四半期のガイダンスを上回れば、400億ドルの収益を報告することになります。これは、第3四半期の350億ドルの収益と比較すると、14%の増加となります。前四半期比で10%台の成長率は非常に素晴らしいですが、エヌビディアです。最近の成長率を下回り、「成長鈍化」の傾向に沿ったものと判断されると私は思います。
あと気になるのは粗利益率ですね。粗利益率が75%で安定するのであれば、全然悪くないです。絶対値としては高い粗利益率です。しかし、粗利益率が伸びない現状では、粗利益率の拡大が利益成長の追い風となっていた過去と比較すると、利益成長率は低くなってしまいます。同社のガイダンスでは、今期の粗利益率は73.5%とされており、これは最近の水準を下回ることになります。
私は、第4四半期のこの予測された減少はBlackwellの立ち上げによるものである可能性が高いと考えていますが、このガイダンスはそれでも「完全なポジティブなもの」とは言い切れないと思います。これは、粗利益率の成長が今後の決算の追い風にはならないという、もう一つの兆候であるように思われます。
結論としては、私は今四半期の決算はまた成長の鈍化が続き、同じような内容と反応になるのではないかなと思います。粗利益率は当面頭打ちのようで、利益成長率は依然として高いものの、大幅に低下しています。
ただ、長期(年単位)では私は強気派です。Blackwellも、さらに多くのものを提示できると思っています。潜在的なリスク要因(FRBの政策、地政学的な緊張、遅延や技術的障害の可能性、株価の変動性の高さなど)が中期的に足を引っ張る可能性が高いですが、おそらく長期で持っている方がほとんどだと思いますので、今は「ホールド」でいいのかなと思いました。
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