【朝イチ報】ダウ、再び史上最高値更新！明日のNVIDIA決算が再びサプライズもたらされるか？

市場概況
米国株式市場は小幅上昇。ダウ平均は9.98ドル高の41,250.50ドル、前日のダウ平均は終値ベースでの最高値を更新したが、本日も小幅ではあるが、最高値を更新している。S&P500種指数は8.96ポイント高の5625.80、ナスダックは29.05ポイント高の17,754.82で取引を終了した。２８日の東京株式市場は様子見ムードが強いなか、日経平均株価は前日終値近辺で一進一退の展開か。

投資家たちは水曜日の取引後に発表されるNVIDIAの決算を待ち望んでいる。AI分野のリーダーであるNVIDIAの業績は、AI業界全体とテクノロジー株の重要な指標とされている。ドイツ銀行のJim Reidは、NVIDIAの決算が雇用やインフレ報告並みの市場反応を引き起こすと述べ、BairdのRoss Mayfieldは、決算発表前に重要な経済データが少ないため、市場が様子見状態にあると指摘。

スペースX、「ポラリス」初打ち上げを28日に延期
米実業家のイーロン・マスク氏率いる宇宙開発ベンチャー、スペースXは26日遅く、民間有人宇宙飛行計画「ポラリス・プログラム」の初打ち上げを28日に延期すると発表した。ポラリス・ドーンは3回予定されているポラリス・プログラムの第1弾。当初、打ち上げは米東部時間27日午前3時38分に予定されていた。現在は、フロリダ州の航空宇宙局（NASA）ケネディ宇宙センターで同28日午前3時38分の打ち上げを目指している。

エヌビディア、明日の引け後の決算を前にアナリストが強気な見方＝米国株個別
$エヌビディア (NVDA.US)$が反発、本日のＩＴ・ハイテク株全体の買い戻しをサポートしている。明日の引け後に注目の決算が発表されるが、その重要イベントを前にアナリストが強気な見方を示している。同社は依然としてファンダメンタルズの改善を示しており、長期的な潜在成長を高めているという。「買い」の投資判断を維持したうえで、１２カ月後の目標株価を従来の１４０ドルから１４５ドルに引き上げた。
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FRBの利下げ幅、投資家の意見は一致せず
市場は米連邦準備制度理事会（FRB）による年内の利下げを織り込んでいるものの、先走りしている可能性がある。CMEグループのデータによれば、投資家は9月と11月の会合でそれぞれ25ベーシスポイント（bp）の利下げが行われると予想。その後12月にさらに大幅な利下げが行われるとの見方が主流だが、経済成長の鈍化を懸念するアナリストや投資マネジャーからは行き過ぎと声も上がっている。

スーパーマイクロが急落　ヒンデンブルグ・リサーチ社の空売りポジションを明らかに
AIサーバーメーカーである $スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI.US)$株は火曜日に2.64％下落し、一時約10％の下落を見せた。著名な空売り機関であるヒンデンブルグ・リサーチ（Hindenburg Research）が同日、同社に対する空売り報告を発表した。

OpenAI、今秋にも推論AI製品「ストロベリー」を発表か
●OpenAIがさらなる資金調達を進める中、同社の研究者たちは新たな人工知能製品の開発に取り組んでいる。
●今年の秋にも「ストロベリー（Strawberry）」というコードネームのAI製品をチャットボットの一部として発表することを目指している。この製品がChatGPTに組み込まれる可能性もある。
●このプロジェクトに携わる研究者によれば、ストロベリーは「以前見たことのない数学の問題や、現在のチャットボットでは解決できないプログラミングに関する問題を解決する能力がある」と述べている。

KLMオランダ航空、ボーイング製の航空機は今後使用しない
●オランダ航空は現地時間8月27日、短距離飛行用の初の「エアバス」機を受領した。
●同社は、今後数年間で70億ユーロを投じて新機材を導入し、 $ボーイング (BA.US)$ 製の航空機を使用しない方針を示した。
●同社は、エアバスA321neo機をボーイング737機に、エアバスA350機を長距離飛行用の現行ボーイング機にそれぞれ置き換える計画だという。

テスラ長期投資家、持株を半減：市場の関心低下を指摘
●テスラの長期投資家Ross Gerberは、テスラの持株を約半分売却。同氏は、テスラの車やロボットに対する市場の関心が低下していると感じている。
●Gerberは最近のインタビューで、約6000万ドル相当のテスラ株を売却し、まだ5000万ドル相当の株を保有していると述べた。
●Gerberは、テスラが近年設定した目標を達成できないと信じ、特に車の販売において懐疑的。テスラは新技術に注力しているが、短期的には実際の効果が見込めないと指摘。
●月曜日の終値時点で、テス社の株価は、販売台数の減少、市場での競争激化、マスク氏の法的トラブルの悪影響により、今年に入ってから15.8％以上の下落ている。

テスラ、ネバダ州で電動トラックSemi工場の建設開始
● $テスラ (TSLA.US)$ はネバダ州で電動トラック「Semi」工場の建設を開始。
●昨年1月、テスラはネバダ州に4680電池工場と大規模な電動トラックSemi工場を建設し、36億ドルを投資して拡張すると発表。今年第1四半期決算の決算説明会で2025年末までに新工場で初のSemiを生産することを目指していると発表。

アマゾン、改良版Alexaを10月にリリース予定
●内部文書によると、 $アマゾン･ドットコム (AMZN.US)$は10月に改良版Alexaをリリース予定で、新しいAlexaの利用には有料のサブスクリプションが必要という。
●競合他社のAI音声アシスタントへの対抗策として改良版を導入。
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イーライリリー、肥満症治療薬を半額で販売へ 瓶入りタイプ
米製薬大手 $イーライリリー・アンド・カンパニー (LLY.US)$は、人気の高い肥満症治療薬「ゼップバウンド」を新たにバイアル（小瓶）入りで販売する。用量によっては、従来型の注射器タイプの約半額で提供する計画だ。これまでゼップバウンドは、ペン型注射器に薬剤が入った形で販売されてきた。新しいバイアル瓶入りタイプでは、患者が自分で注射器に薬剤を吸引し、注射することになる。

東京株式相場見通し
２８日の株式相場見通し＝一進一退か、エヌビディア決算前で様子見

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