TSLA
テスラ
-- 263.550 NVDA
エヌビディア
-- 109.670 PLTR
パランティア・テクノロジーズ
-- 85.850 CRWV
コアウィーブ
-- 40.000 GOOG
アルファベット クラスC
-- 156.060 ◇半導体ベースの高性能電力ソリューションを提供。コンピューターやデータセンター、自動車(ADAS関連等)など幅広い分野に製品を提供する。堅調な業績拡大が続いており、業界の低迷期においてもプラス成長を達成してきた。
◇2024年4-6月期の業績は、AIパワー・ソリューションに対する需要の増加で市場予想を上回った。経営陣は、「グーグルやアマゾン・ドットコム、メタ・プラットフォームズなどからの設計獲得はまだそれほど伸びていないが、これからやってくるだろう。大きなチャンスがあると考えている」とコメントした。主力部門の堅調さを支えに、今後も業績拡大が続く見通しだ。決算発表日は10月30日の予定。
◇ファウンドリー世界最大手。エヌビディアをはじめ米半導体大手はファブレス(工場を持たない)が主流で、生産はTSMCやサムスン電子などに委託している。TSMCはファウンドリー規模で世界最大だけでなく、技術面でも業界をリードしており、AI半導体に対する需要拡大の恩恵を受けている。
◇TSMCはアップル関連株として有名だが、市場別売上高構成比でみた場合、スマートフォン部門の比率は低下傾向にある。2024年4-6月期はスマートフォンが33%だったのに対し、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)部門が52.2%となっている。7-9月期の純利益を含む業績の詳細は10月17日に発表される予定。9日に公表した7-9月期の売上高は前年同期比39%増で市場予想を上回った。AI半導体需要の堅調さが示された。
◇世界No.1の半導体製造措置・ディスプレイ製造措置メーカー。エヌビディアのTier1のサプライヤーではないが、TSMCの主要仕入れ先となっている。TSMCの仕入れコストに占めるアプライド・マテリアルズの比率はおよそ10%(2023年)で、首位のASML(同約41%)に次いで2位。アプライド・マテリアルズにとって最大の顧客はサムソン電子で、次いでTSMC、インテル、マイクロン・テクノロジーと続く。
◇最先端露光措置で世界最大手。エヌビディアのTier1のサプライヤーではないが、TSMCの筆頭サプライヤーである。TSMCの仕入れコストに占めるASMLの比率は約41%(2023年)。ASMLが生産する最先端露光措置は1台当たり数百億円と高額なためだ。業績見通しは、今四半期は1ケタ台の増収・増益にとどまる見通し。次四半期は2割の伸びに拡大する見込みとなっている。
◇半導体エッチング措置で世界大手。エヌビディアのTier1のサプライヤーではないが、TSMCの主要仕入れ先となっている。TSMCの仕入れコストに占めラムリサーチの比率は約6%(2023年)で、ASMLとアプライド・マテリアルズについて3位となっている。ラムリサーチにとって最大の顧客はサムソン電子で、次いでマイクロン・テクノロジー、インテル、TSMCとなっている。