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12月の米利下げ観測強まる、予想通りのCPIで-利回り大幅低下

2024年11月13日 23:16 JST
10月の米消費者物価指数(CPI)が予想通りの内容となったことを受けて、米国債利回りが低下した。12月の25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げ観測が強まったことが背景。
米金融政策に敏感な2年債利回りは一時9bp低下し、4.25%をつけた。10年債利回りは約5bp低下の4.38%となった。
スワップ市場は、12月会合での追加利下げの可能性を約75%織り込んだ。データ発表前は約56%だった。来年6月までの予想利下げ幅は合計で約60bpと見込まれている。
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのマルチセクター債券投資部門責任者リンゼイ・ロスナー氏は「コアCPIが予想通りとなったことで、米金融当局は12月利下げに向かっている」と指摘。「秋にややホットなデータが続いた後だけに、今回の統計は利下げペースの減速が迫っているとの懸念を和らげる」と述べた。
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