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OPECプラス8カ国、自主減産を2024年11月末まで2カ月延長で合意

OPECは9月5日、OPECプラス(注)に加盟しているサウジアラビア、ロシア、イラク、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーンの8カ国が9月末まで実施予定となっていた合計日量220万バレルの自主的追加減産について、11月末まで2カ月間延長して実施することで合意したと発表した。
今回延長が決まった8カ国による自主減産は、2024年9月末まで実施し、その後2024年10月から2025年9月末にかけて段階的に廃止することで6月に合意していた。
OPECのプレスリリースによると、同8カ国の自主減産は2024年12月から月単位で段階的に廃止される予定だ。また、この生産調整は必要に応じて一時停止、または撤回するという柔軟性を持って実施するとしている。
原油価格は2024年7月中旬から下落傾向にあり、9月3日時点で米WTIが1バレル当たり71.28ドル、北海ブレントが76.46ドルとなっている。
次回のOPECプラス第56回共同閣僚監視委員会(JMMC)は10月2日、第38回閣僚会合は12月1日に開催する予定。
(注)OPEC加盟国のイラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラ、リビア、アラブ首長国連邦(UAE)、アルジェリア、ナイジェリア、ガボン、赤道ギニア、コンゴ共和国の12カ国と、非加盟の産油国のアゼルバイジャン、バーレーン、ブラジル、ブルネイ、カザフスタン、マレーシア、メキシコ、オマーン、ロシア、スーダン、南スーダンの11カ国で構成。
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