半導体業界の方の見解
ARMの2Q決算が出たので、解説します。結論から言うと、売上は予測よりプラスだったものの、ガイダンスが保守的で時間外で株価は下落しましたが、長期的にはかなり期待できると考えます。私はARMは数あるAI半導体銘柄の中でもかなり過小評価されていると思っていて、2029年頃まで待てるのであれば、株価は2.5~5倍になる可能性が十分にあると思っています。理由は3つあって、1つ目はAI市場の爆発的な伸び。調査機関によって大きく見解は分かれますが、年平均成長率が20~40%。2つ目はAIスマホの台頭(2027年は出荷台数の半分がAIスマホへ)。そして3つ目は、AIに最適化されたARMのv9アーキテクチャのロイヤリティ収入の高さ。(従来1.7%→4%)。この3つの理由から考えるとAIという大きな器が成長し、その中にあるAIスマホが伸び、その中のチップの設計図を支配するARMが伸びる、しかもロイヤリティ収入が高いため利益率が上がる。最もコンサバにAI市場自体が20%の伸びだと仮定しても、5年で2.49倍になります。その中で最も重要なポジションにいるARMは、最低でもそこには連動するでしょ、というロジックになります。今からAIスマホのアーキテクチャのシェアをARM以外が取る、というのはかなり難しいと思うんですよね。というわけで個人的にもARMは保有しているので、これからも応援していきたいと思います。とはいえ皆さん、私の言うことを鵜吞みにせず、投資は自己責任で。
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コメント
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Magnificent7 : 完全に同意です。IPO時に購入して確信、大きく下げると都度購入。上げて欲しいけど、下げも歓迎… 2030年が楽しみだー
182737223 : 専門的な意見ありがとうございます。でも考えてみると、5年で5倍ってグロース株にしては成長が遅いような気もしてしまいます。欲を言えばキリがないんでしょうがね。