NVIDIAはGPUを作りデータセンターに納品しているだけの会社だと思っている人も多いですが違います。まずそこにはCUDAという他社が入れない圧倒的参入障壁があるので、その事業自体非常に盤石ではありますが。さらに付け加えると、2025年には今までの主流GPUであるHopperの出荷を、新製品のBlackwellが越えるようです。もちろんHopperの需要は継続するので、売上高は純増します。製品がミックスされるので粗利は下がりますが、Blackwellが主流になれば生産効率が上がり、彼らのスタンダードである75%を超えてくるでしょう。
私が最近着目しているのは、NVIDIA AI Enterpriseというサービスです。生成AIがバブルといわれる理由のひとつに「これどうやってマネタイズするんだっけ?」がありますが、それを解決するサービスです。平たく言うと、今インターネットやクラウドでDXを進めている会社が多いですが、ここに生成AIを導入するものです。私も経営者なので、会社にメルマガツールや各種CRMを導入していますが、この部分をさらに生成AIで最適化するものです。近い将来、メール見積回答などのルーティン作業は全て生成AIがやるようになるでしょう。AppleもiPhoneというハードを作り、Apple storeやApple musicというソフトで世界を制覇しましたが、それに近いです。このNVIDIA AI Enterpriseの利益を2025年に20億ドル見込んでいるようです。GPUの利益は700億ドルあるので凄すぎて20億ドルと言われても印象が薄いですが、300億円の利益ですからね。NVIDIAすげえよ、嫉妬するわ。当社も、私も頑張ろう。
素直なアルマ_5384 : いつも読ませてもらっています

情報量の多さと、見解のわかりやすさ、とても参考になります♪︎
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