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シドニー北部を通るシドニーメトロの一部が開通

オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州政府は8月19日、シドニーメトロの新路線であるシティ・アンド・サウスウェスト線の一部を開業した。シドニーの北部チャッツウッド駅からシドニーCBD(ビジネス地区)を経由し、南部シデンハム駅までの合計15.5キロにわたる区間が開通した。当初8月4日に開通する予定だったが、国家鉄道安全監督局による安全性に関する認可が取れず、開通日が2週間後ろにずれこんだ。
シドニー北部を通るシドニーメトロの一部が開通
シドニーメトロは、国内初の自動運転となっており、ピーク時には4分に1本の頻度で運行される。シティ・アンド・サウスウェスト線は、丸紅などが出資する共同事業体ノースウェスト・ラピッド・トランジット(NRT)が州政府と官民連携(PPP)事業権契約を結び、鉄道システムの設計から建設、資金調達、運行、保守までを実施する。州政府によると、同路線の総工費は少なくとも205億オーストラリア・ドル(約2兆295億円、豪ドル、1豪ドル=約99円)と推定されている。
シドニー北部とCBDを結ぶ通勤手段は、車やバスでシドニー湾にかかるシドニーハーバーブリッジを通過するか、シドニートレインズという在来線のみで、朝夕の通勤時は市内で最も混雑するエリアとなっている。州政府のジョ・ヘイレン交通相は「今回の地下鉄開業は、シドニーの公共交通システムにとって、シドニーハーバーブリッジ開業以来大きな変革となる。シドニー港を横断する鉄道輸送能力を倍増し、既存の鉄道ネットワークへの負荷を軽減し、乗客に新しい交通サービスを提供する」と述べた。
シドニー都市圏内では、このほかに2つの地下鉄開通計画があり、いずれも建設中だ。1つは西シドニー空港線で、セントメアリー駅から西シドニー空港を通過してブラッドフィールド駅まで24キロを結ぶ。総工費は130億豪ドルで、2026年に完成予定だ。なお、ブラッドフィールド駅はNSW州政府が主導する西シドニー空港都市開発計画の先行開発地区となっており、西シドニー空港も2026年に開港の予定だ。もう1つはウエスト線で、シドニーCBDからパラマタ駅を通過してウェストミード駅を結ぶ。総工費は110億豪ドルで、2032年に完成予定だ。
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