ドナルド・トランプ次期大統領の顧問団は、仮想通貨政策に重点を置くホワイトハウスの新ポストを設置するかどうかについて、デジタル資産業界と協議していると、メディアが報じた。
ブルームバーグ・ニュースは、政権移行に詳しい関係者の話として、同チームがそのような役職の候補者を精査していると報じた。
この役職がホワイトハウスの上級スタッフになるのか、それとも「仮想通貨皇帝」になるのかはまだ明らかではない。「仮想通貨皇帝」はワシントンDCの専門用語で、連邦政府全体の政策と規制を監督する責任者を指す。
ブルームバーグは、SECの議長候補でもある元コインベース・グローバル(COIN)およびバイナンスUSの幹部ブライアン・ブルックス氏が火曜日にトランプ氏と会談したと、会談に詳しい関係者の話として報じた。トランプ氏は今週、コインベースのブライアン・アームストロングCEOとも会談したと、ブルームバーグは伝えた。
トランプ氏は選挙運動中、仮想通貨の受け入れに力を入れ、米国を「地球の仮想通貨首都、宇宙のビットコイン超大国」にすることを誓った。