ログアウト
donwloadimg

アプリをダウンロード

ログイン後利用可能
トップに戻る

【プレビュー】今夜発表の米雇用統計、雇用減速を示すか?

avatar
moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 2023/10/05 03:04
この記事は一部に自動翻訳を利用しています
米9月の非農業部門雇用者数は日本時間金曜日(6日)の夜9時30分に発表される予定。今週に発表されたJOLTS求人件数が予想を上回ったものの、ADP民間雇用者数が予想を大幅に下回った。
市場では、米9月の非農業部門雇用者数16.3万人増と予想され、前期が予想(17.0万人増)を上回る18.7万人増だった。同失業率の市場予想は3.7%、前期が3.8%であり、同平均時給 (前月比)の市場予想が0.3%、前期が0.2%だった。
米非農業部門雇用者数の推移
米非農業部門雇用者数の推移
●火曜日(3日)夜発表の米8月JOLTS求人件数961万件、予想外に2年ぶりの大幅増
米労働省が3日発表した8月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数69万件増の961万件で、増加幅は約2年ぶりの高水準となった。市場予想は880万件だった。7月分は882.7万件から892万件に上方修正された。ホワイトカラーの求人が急増したことが主因で、労働需要の底堅さを浮き彫りにした。
米8月求人数、予想外に増加 専門職およびビジネス・サービス部門の求人数が増加に拍車をかけた
米8月求人数、予想外に増加 専門職およびビジネス・サービス部門の求人数が増加に拍車をかけた
採用がわずかに増加し、レイオフは低水準にとどまった。自発的離職者の割合である離職率は前月と同じ2.3%。離職者の減少は、現状では別の仕事を見つける能力に対して自信が薄れていることを示している。
求人件数の増加は、専門職およびビジネス・サービス業で50万人余り増加し、金融・保険、教育、非耐久財製造業でも伸びたことを反映している。求人の回復は、いかに底堅い需要が人材ニーズを支えているのかを示している。
労働参加率の改善と一貫した賃金上昇が労働者不足の緩和に役立っているとはいえ、課題は残っている。失業者1人に対する求人件数は前月から変わらぬ1.5件。ピークの2022年には2件に達していた。
●水曜日(4日)夜発表の米ADP民間雇用、9月8.9万人増で予想大幅に下回る
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した9月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は前月比8.9万人増加予想(15.3万人増)を下回った前期の民間雇用者数は前月比17.7万人増から18.0万人増に修正された。
娯楽・ホスピタリティーが伸びをけん引し、専門職・ビジネスサービス、製造業、貿易・運輸業の落ち込みを相殺した。
出所:Bloomberg
出所:Bloomberg
規模別では大企業が雇用を削減した。
出所:ADP® National Employment Report
出所:ADP® National Employment Report
これまでは労働市場が個人消費、ひいては米経済を押し上げる原動力となってきたが、今回のデータで労働市場がさらに減速している兆しが改めて浮き彫りとなった。
ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は発表文で「9月は雇用が大きく落ち込んだ」と指摘。「加えて、過去12カ月に賃金も着実に鈍化している」と述べた。
JPモルガン・チェースのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「ADPと米政府発表の雇用統計の緩い相関関係はさておき、ADPのデータは雇用の伸び鈍化というここ数カ月のトレンドを示している。これは労働市場で起こっているはずのこととおおむね整合すると当社では考えている」とリポートで指摘した。
●利上げ観測
アポロのトーステン・スロック氏はリポートで、FRBはインフレ率を2%に抑制することを目指すが、8月のコア個人消費支出(PCE)指数は前年同月比3.9%上昇したため、各種経済指標が軟化し、企業業績が力強さを欠いても、タカ派的な姿勢を堅持する必要があると指摘した。また、スロック氏は、FRBがハト派に転じるのは景気後退(リセッション)に陥っているからだろうと指摘。結局のところ、「FRBは基準金利をコントロールできても、信用スプレッドをコントロールできていない。それが米経済がソフトランディング(軟着陸)する可能性が低い理由だ」との見解を示した。
そこで、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利について慎重な姿勢をとる可能性が高い。9月19日から20日にかけて開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で、現在の5.25-5.50%の目標レンジに維持し、来年半ばに向けて利下げに踏み切ると見られる。
CME FedWatchツールによると、年末までに現在の金利水準を維持する確率は62.6%であり、さらに25bp利上げをする確率が33.0%。
出所:CME FedWatch
出所:CME FedWatch
米労働省労働統計局(BLS)が、米国の労働者の雇用状況を調査した指標。非農業部門雇用者数(Nonfarm Payroll:NFP)は、農業部門以外の産業で働く就業者の数を、非農業部門に属する事業所の給与支払い帳簿を基に集計したもの。世界中の経済指標の中で最も市場に注目されている指標の一つ。同時に発表される失業率は、労働力人口に対する完全失業者の割合で定義される。軍隊従事者、刑務所の服役者などを除いた16歳以上の男女が対象となる。労働の意思のないものは、労働力人口から外されるため、失業率には反映されない。平均時給、労働参加率なども同時に発表される。
moomooニュース ー Zeber
出所:Bloomberg、investing、MINKABU、Dow Jones、CME FedWatch、ADP® National Employment Report
この記事は一部に自動翻訳を利用しています
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
19
+0
翻訳
報告
36K 回閲覧
コメント
サインインコメントをする