医療費高騰の危険性
2024年6月12日発表の米国CPI(前年比)は前月3.4%に対して結果3.3%と下落し市場に好感を与えました。
CPIの内訳の中にある医療サービスは3.1%と全体3.3%と近い数値を持っています。
米国の医療費は日本に比べて高額です。
米国の企業も日本企業と同じく従業員の健康保険料を負担していることがあります。
医療費が上昇すると健康保険料の負担が大きくなるため企業の利益を減少させてしまいます。
企業は健康保険料の負担を賄(まかな)うために従業員を解雇します。
医療費が高騰すると失業率が上昇する恐れがあります。
医療サービスは3.1%と平均よりも低い数値ですが平均を越えてくると失業率上昇材料になる可能性があります。
原油先物WTIは6月5日から反発しています。
原油価格の上昇は物価高に繋がるため株安要因です。
住宅市場の動向も気になりますが原油の動向も相場に大きく影響を与えます。
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