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サムスン電子、エヌビディア向けAI用メモリーチップで追い上げへ✌️

エヌビディアで需要があるということ🤫
Yoolim Lee、Ian King
2024年7月30日 13:40 JST
更新日時 2024年7月30日 15:14 JST
 HBM3チップをエヌビディアが承認、HBM分野で前進と関係者
 韓国サムスン電子は人工知能(AI)市場に不可欠なメモリーチップの開発で幾度も挫折を経験したものの、ようやくライバルのSKハイニックスとの差を縮めようとしている。

 事情に詳しい複数の関係者によると、サムスンは高帯域幅メモリー(HBM)の第4世代「HBM3」チップがAI向け半導体最大手のエヌビディアから待望の承認を得るなど、復活に向けて大きく前進している。内部情報を理由にこれら関係者が匿名で明らかにしたところでは、第5世代の「HBM3E」についても2-4カ月で承認されるとサムスンは見込んでいるという。
 テクノロジー分析を手掛けるティリアス・リサーチのアナリスト、ジム・マグレガー氏は「サムスンがこのような立場になることはこれまでなかった」とした上で、業界とエヌビディアが必要としているのは最高の状態のサムスンだと指摘した。

 サムスンは特定のパートナーについてのコメントを控えたが、一般的な話として顧客と緊密に協力し、試験は順調に進んでいるとした。

 同社はHBM分野での前進により、AI製品需要の急速な伸びを最大限活用できるようになる可能性が高い。モルガン・スタンレーによると、HBM市場の規模は2027年には710億ドル(約10兆9400億円)と、昨年の40億ドルから大幅に拡大する見込み。AIアクセラレーター製造のトップ企業であるエヌビディアの承認を得る時期が早ければ早いほど、市場拡大に伴い得られる利益は大きくなる。サムスンがエヌビディアに供給し始めたHBM3は、米輸出規制を順守するために中国向けにカスタマイズしたAI用半導体「H20」に使用される。

 サムスンは11月までにエヌビディアからHBM3Eの承認を得る見込みだが、AI用チップの複雑さから予測不可能な結果が生じ得る。関係者によると、承認は25年にずれ込む可能性があるという。

 サンフォード・C・バーンスタインのアナリストは今月のリポートで、エヌビディアは25年の終わりまでほぼすべての製品でHBM3Eを使い続け、競合企業は26年も使用を続けるとの見方を示し、「サムスンは出遅れたが、追いつく可能性は残っている」と指摘した。
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