SOXLを用いた定額購入、下落時購入のシュミレーション

ほとんどの投資家は株価が下がったタイミングで購入することでリターンを最大化できると考えています。特にボラティリティの高い $Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF (SOXL.US)$のような商品では、相場の下落時にエントリーする方が有利だと感じるでしょう。
実際に毎月ドルコスト平均法で購入するのか、一定の%下がった時にまとめて購入するのかどちらが効率的であるかシュミレーションしました。

期間：過去10年

①ドルコスト平均法（毎月定額購入）：毎月10万円をSOXLに投資するシンプルな戦略
②下落時の購入：株価が5％、10％、20％、30％、40％下落したタイミングで飲み投資
※条件が満たされない月は投資を保留し、条件が満たされた次点で蓄積された資金を一括投資します。

結果
シュミレーションの結果予想外の、
毎月定額購入した戦略が、ほかのどの戦略よりも高いリターンを示しました。
次いで高いリターンを示したのは５％、最も悪かったのは40％です。

「下落時に購入する方が有利だ」という一般的な信念を覆すものです。

長期的な上昇トレンドにある市場では、毎月定額で投資を続けることでリスクが分散され、安定したリターンが得られることが主な理由です。

一方、下落時の購入戦略は、一見するとリターンを最大化できるように思えますが、実際には下落を待つ期間が長くなることで、上昇相場に乗り遅れるリスクが生じます。その結果、トータルのリターンが抑えられてしまうのです。

定額購入やDDに合わせた取引と自動売買の相性は抜群です。

moomooアプリには「アルゴ取引」という項目があります。
使い方がわからないため、現在はPythonやExcelで分析をしていますが、
「アルゴ取引」で分析を行い、自動売買をする日が近いうちにやってくるのではないでしょうか