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日本株恐怖指数が世界最高水準 投資家の警戒感続く=ブルームバーグ
●日本株の予想変動率が世界の株式市場の中で最も高水準で推移。日経平均ボラティリティー・インデックス(日経平均VI)は8月初めに85台を記録、その後も27台と高止まりしている。
●日経平均VIは米国のシカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー指数(VIX)や、高変動市場の香港のHSIボラティリティー指数を上回っている。
●日米の金融政策見通しが不透明であり、大統領選や自民党総裁選など重要な政治日程も控えていることから、予想変動率が高止まりする要因となっている。
●JPモルガン証券の高田将成クオンツストラテジストは、投資家が事前に相場急落に備えてプットオプションを購入していたため、今回の株価下落では慌ててロスカットを迫られるフローが限定的だったと分析。