日経平均630円安でスタート　円が対ドルで153円台に大幅上昇、日銀利上げ観測で買い戻し加速

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比630.65円安の38524.20円、東証株価指数（TOPIX）が39.74ポイント安の2753.38で始まった。

トップニュース
円が対ドルで153円台に大幅上昇、日銀利上げ観測で買い戻し加速
25日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝153円台後半と前日夕から大幅上昇し、２カ月半ぶりの高値圏で推移。日本銀行が来週の金融政策決定会合で追加利上げを検討するとの観測報道や自民党の茂木敏充幹事長の発言を受けて、円売りポジションを巻き戻す動きが加速している。円は連日の全面高で、リスク環境も悪化する中、一段の円高進行が警戒される。

トヨタ、人気ＳＵＶ「4Runner」最新型の米発売を延期－部品不足で
$トヨタ自動車(7203.JP)$は、米国市場で中型スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）の最新型の発売を延期する。他の車種と共通する主要部品の供給不足が理由。トヨタは、人気のクロスカントリーＳＵＶ「4Runner」の最新型の米国向け出荷を秋に開始する予定だったが、出荷開始は12月あるいは来年初めにずれ込む見込みだと、同社の広報担当者が24日に明らかにした。

三菱モルガンがトップ５から初の陥落、円債引き受け－法令違反影響大
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＭＵＦＧ）と米モルガン・スタンレーの合弁である三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券は７月、円建て債券の引き受け主幹事で初めて５大証券の地位を失う見通しだ。顧客情報の違法共有という法令違反が発覚して以降、案件から除外または選定されない状況が続いている。

トヨタは３０００円大台攻防、急激な円高進行で上方修正への期待感が後退
$トヨタ自動車(7203.JP)$は続落、３０００円大台攻防の様相を見せている。外国為替市場で一段と円高が進行、対ドルでは１ドル＝１５３円台後半の推移となっており、同社株をはじめ自動車セクターには向かい風の強い地合いとなっている。