日経平均373円安でスタート　円は対ドルで157円台半ば、仏政治不安によるリスク回避が下支え

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比373.58円安の38440.98円、東証株価指数（TOPIX）が21.71ポイント安の2724.90で始まった。

トップニュース
円は対ドルで157円台半ば、仏政治不安によるリスク回避が下支え
17日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝157円台半ばと前週末の夕方から小幅に上昇して推移。日本銀行が国債買い入れ減額計画の決定を先送りしたことから円は売られやすいものの、フランスの政治リスクへの警戒から積極的にリスクを取りづらい環境で、相場は方向感を欠く展開になりそうだ。

4月機械受注、2．9％減＝内閣府
内閣府が17日発表した4月の機械受注統計（季節調整値）によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要（変動の大きい船舶・電力を除く）の受注額は前月比2．9％減の8863億円となった。マイナスは3カ月ぶり。

ＴＤＫ社長、生成ＡＩは「大きなインパクト」－追い風は広範囲に
$TDK(6762.JP)$の斎藤昇社長は、文章や画像などを自動で作り出す生成人工知能（ＡＩ）が空前のブームになっていることに関連して、同社が展開する幅広い製品の需要増につながると期待でき、業績への恩恵は大きいとの見通しを示した。

カゴメ－売り気配　株式の公募・売り出しを実施　ブリッジローンの返済原資の一部に充当
$カゴメ(2811.JP)$が売り気配。同社は14日に、自己株処分による652万1800株の公募および上限97万8200株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。

ＨＩＳ－急落　通期営業益を上方修正も材料出尽くし
$エイチ・アイ・エス(9603.JP)$が急落。同社は14日、24.10期通期の連結営業利益予想を従来の100億円から110億円（前期比7.9倍）に上方修正すると発表した。上期の連結業績を踏まえた。市場コンセンサスは109億円。