日経平均476円高でスタート　日銀の本格正常化は25年度以降、今秋｢ジャブ程度｣の利上げも－桜井氏

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比476.48円高の39928.33円、東証株価指数（TOPIX）が24.99ポイント高の2731.50で始まった。

トップニュース
歴史的利上げでも円を救えぬ４つの理由、金利や変動率の低空飛行響く
日本銀行が17年ぶりの利上げに踏み切ったにもかかわらず、輸入インフレのリスクを軽減したい政府・日銀関係者が期待したほど円相場は反発していない。むしろストラテジストの多くは円安基調が当面続くとみており、理由として４つのポイントを挙げている。

円相場、年末140〜150円　ステート・ストリート銀の貝田氏
2024年に入り円安が加速している。足元では1ドル=151円台半ばと約34年ぶりの安値圏で推移する。年内の円相場の見通しについて、ステート・ストリート銀行東京支店の貝田和重・金融市場部長に聞いた。

日銀の本格正常化は25年度以降、今秋｢ジャブ程度｣の利上げも－桜井氏
元日本銀行審議委員の桜井真氏は、日本経済の前向きな変化の持続性が確認できれば、早ければ10月にも日銀は0.25％への追加利上げを行う可能性があると語った。本格的な正常化は2025年以降となり、経済・物価情勢次第で利上げペースの加速も想定されるとの見解を示した。

デジタル通貨で国際決済　即時送金、日米欧中銀が実験
日米欧など中央銀行7行や民間銀行がデジタル通貨を使った国際決済の実証実験に乗り出す。貿易代金のやり取りなどを低コストで即時に決済できるようにする狙いだ。実証実験の成果を基に、中央銀行デジタル通貨（CBDC）を使った決済が将来実用化されれば現在の越境決済の仕組みを塗り替える可能性がある。

楽天Ｇのドル債、発行額3000億円規模に決定－高利回りで需要強く増額
$楽天グループ (4755.JP)$が３日の海外市場でドル建て社債の発行条件を決めた。事情に詳しい関係者によると、投資家の需要が強かったことから、発行額は20億ドル（約3030億円）と検討した12億5000万ドルから増額した。

レーザーテク、東エレクなど半導体製造装置関連が高い、ＳＯＸ指数上昇と円安追い風◇
$レーザーテック (6920.JP)$ 、 $東京エレクトロン (8035.JP)$ 、 $ディスコ (6146.JP)$など半導体製造装置関連が総じて強さを発揮し上値指向にある。レーザーテクを筆頭に、ここ連日でプライム市場の売買代金上位３傑を独占しており、マーケットの注目度の高さをうかがわせる。

シティ、地方金融向け円金利ビジネスが好調－想定の３倍ペースで拡大
米 $シティグループ (C.US)$傘下のシティグループ証券が、地方金融機関との円金利ビジネスの取引を伸ばしている。日本銀行によるマイナス金利政策の解除を見込んで年初から強化に乗り出したが、足元では想定と比べて３倍のペースで拡大している。

花王－買い気配　オアシスマネジメント　同社に対し化粧品に重点をと要請と伝わる
$花王 (4452.JP)$が買い気配。ロイター通信は4日、投資ファンドのオアシスマネジメントが同社に対し、化粧品・スキンケアブランドの国際的成長に重点を置くよう要請したと報じた。