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『着実な値上がりが期待できる! 時代の変化を先取りする巨大企業 IBM』

 今回、ご紹介するのは、 $IBM(インターナショナル ビジネス マシーンズ)(IBM.US)$ です。正式な会社名はInternational Business Machines Corporationと言います。アメリカのテックジャイアント(巨大技術系企業)というと $アップル(AAPL.US)$ $マイクロソフト(MSFT.US)$ 、グーグルを経営している $アルファベット C(GOOG.US)$ などが思い浮かびますね。これらの企業は、創業してから短い年月の間に素晴らしい業績を上げ、時価総額が巨大になった企業です。最近ではこれらの巨大企業7社を「マグニフィセント・セブン」と呼ぶ事もありますね。
 一方でIBMの創業は、1911年であり、上場は1916年なので、上場してから既に100年以上経っている伝統ある会社です。そして現在では従業員が30万人を超えており、日本を含む世界150か国以上で活動している超大型のグローバル・カンパニーです。
 このような超大企業の株価の値動きは、一般的には鈍くなる、あるいは少しずつ下がり続けてしまうケースが多いものです。では、ここでIBMの株価を見てみましょう。チャート1は、最近2年の同社の株価ですが、およそ2倍に上昇していますね。
チャート1_過去2年の株価
チャート1_過去2年の株価
 昔のIBMは正式社名が表す通りタイプライター、勤務管理用の機器など事務機器を手掛ける会社でした。その後、1960年代に同社が開発した大型のコンピューターが、瞬く間に日本を含む全世界に普及し、会社の規模が一気に拡大しました。その後はデスクトップ型のパソコン、ノートPCを製造、販売していました。このように浮き沈みが激しく、どんどん新興企業が出てくる業界において、IBMは次々に新しい分野に進出してきました。その結果としてIBMはいまだに世界最大手規模のIT企業です。
 さて、直近のIBMの業務内容はどうなっているのでしょうか? 図1をご覧ください。
図1 収入の割合
図1 収入の割合
 収入の中で最も割合が大きいのはソフトウェアです。同社のホームページを見ると、銀行など金融機関、病院を始めとする医療機関などへの業務効率改善、ネットワーク構築を手掛けているとあります。その目的のために独自のソフトを開発すると共にコンサルティングを行っています。そのような業務の他にサーバーセンターを作るなどインフラでも実績を上げています。2010年以降はクラウドコンピューティングに注力しており、それに加え、コグニティブ・コンピューティング(cognitive computing)を拡大しています。これは、自然言語を理解し学習し、予測するAIシステムとネットワーク技術を組み合わせで構成されます。
 つまり、IBMは時代環境が変わっていくなかで、常に新しい技術を開発している企業なのです。このような企業だからこそ、同社の株価が上がっているのです。次に直近1年の株価のチャート2をご覧下さい。
チャート2_最近1年間の株価
チャート2_最近1年間の株価
半導体、AI関連株の値動きの影響を受けているのか最近のIBMの株価は少し足踏み状態です。
だからこそ、今がIBMの株を買うチャンスかもしれません。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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    為替、株式、投資教育情報を発信しています。業界人、著名投資家の知人多数。ファンダメンタルとテクニカルは双方を学んでいます
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