今日動いた株、注目銘柄 - 11月12日（火）

moomooユーザーの皆様～おはようございます！前場の注目銘柄や最新のレーティング情報をお届けします。

前場に注目すべき3つのポイント
●買い一巡後はこう着感の強い相場展開

● $リクルートホールディングス (6098.JP)$、2025年3月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比5.4％増の1兆7987億500万円、営業利益は同13.4％増の2697億800万円だった。
HRテクノロジー事業、マッチング&ソリューション事業、人材派遣事業のすべてが増収となった。コンセンサス（2550億円程度）は上回った。2025年3月期の営業利益は3900億円から4427億円に上方修正した。コンセンサス（4840億円程度）には届かず。

●前場の注目材料: $東海理化電機製作所 (6995.JP)$、金型のDX拡大、設計自動化でコスト減

動いた株、注目銘柄
12日の東京株式市場は上昇している。米国で金融株が買われた流れが国内に波及し、銀行や保険株に買いが先行している。国内景気刺激策への期待も支えとなり、建設やサービスなど内需関連が高い。一方、半導体など米テクノロジー株安が響き、電機や精密機器の一角は軟調で、海運も下落している。

$フィスコ (3807.JP)$が急騰。トランプ次期政権の規制緩和策期待を背景に、ビットコイン価格は11日に8万7000ドル台まで上昇。ビットコインの活発な取引継続を好感し、暗号資産取引所を傘下にもつ同社が買われているようだ。
関連銘柄: $メタプラネット (3350.JP)$、 $セレス (3696.JP)$、 $マネックスグループ (8698.JP)$、 $リミックスポイント (3825.JP)$など。

$武蔵精密工業 (7220.JP)$が大幅高。同社は11日に決算説明会を開催した。同説明会でHybrid Super Capacitor（HSC）について、2030年に事業規模1000億円を想定していたが、時期が2～3年前倒しになるとコメントしたことが材料視されているようだ。HSCは、データセンタ（特に生成AI関連）の電力ピークカット用途での引き合いが強いと説明したとしている。

$楽天銀行 (5838.JP)$が買い気配。同社は11日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の378億円から462億円（前期比34.2％増）に上方修正すると発表した。25.3期上期（4-9月）の連結純利益は221億円（前年同期比37.5％増）だった。市場コンセンサスは208億円。

$精工技研 (6834.JP)$が急騰。同社は11日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の14.5億円から20.0億円（前期比90.0％増）に上方修正すると発表した。25.3期上期（4-9月）の連結営業利益は10.3億円（前年同期比3.2倍）だった。会社計画の4.5億円を上回った。光通信関連製品の売上高が増加したことが寄与した。

$SCREENホールディングス (7735.JP)$が売り気配。同社は11日、25.3期半期報告書について、提出期限の延長申請を検討すると発表した。同社連結子会社であるSCREENセミコンダクターソリューションズは、出荷済みの装置に係わる収益認識時期の妥当性について監査法人からの指摘を受け、社内調査を進めた結果、一部につき不適切な処理が行われていた疑念があることを認識したため。

$レーザーテック (6920.JP)$が下落。前日のフィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）は2.5％安と続落。トランプ新政権下での対中半導体規制などへの警戒感がくすぶっており、東京市場でも半導体製造装置大手は影響を受けることへの懸念が強い。一方、石破首相は前日の記者会見で2030年度までに半導体やAI分野に10兆円以上の公的支援を行うことを表明した。
関連銘柄: $ディスコ (6146.JP)$、 $アドバンテスト (6857.JP)$など。

$メック (4971.JP)$が大幅安。同社は11日、25.3期上期（4-9月）の連結営業利益は36.5億円（前年同期比2.2倍）だったと発表した。市場コンセンサス（37.1億円）を下回る。薬品の生産数量の増加や、グローバル生産戦略における生産効率改善等による利益貢献もあり、大幅増益となったとしている。

$コーセー (4922.JP)$が急落。同社は11日、24.12期通期の連結純利益予想を従来の126.0億円から80.0億円（前期比31.4％減）に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは166.4億円。