今日動いた株、注目銘柄 - 11月20日（水）

moomooユーザーの皆様～おはようございます！前場の注目銘柄や最新のレーティング情報をお届けします。

前場に注目すべき3つのポイント
●売り一巡後の押し目狙いのスタンス

● $SOMPOホールディングス (8630.JP)$は2025年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を3200億円から5500億円に上方修正した。併せて、期末配当予想を76円に増額。さらに、7200万株、1550億円を上限に自社株買いを発表。

●前場の注目材料: $川崎重工業 (7012.JP)$、26年度に民間機エンジンMRO参入、兵庫2工場の体制整備

動いた株、注目銘柄
20日の東京株式市場は株価指数が前日終値を挟んで推移。日経平均は続伸。3指数がまちまちとなった米国株を受けて、小高く始まった。その後、マイナス圏に沈む場面もあったが、下値は堅くすぐにプラス圏に浮上。
ウクライナ情勢を巡る地政学リスクが高まる中、銀行業や保険業などの金融株が下落し、陸運業も安い。一方、エヌビディアなど米半導体株高が追い風となり、電機や精密機器が上昇している。

$東京瓦斯 (9531.JP)$が買い気配。同社について、物言う投資家のエリオット・マネジメントが大株主に浮上した。11月19日受付分の大量保有報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は5.03％となっている。

$川崎重工業 (7012.JP)$が続伸。同社が航空機エンジンのMRO（修理・整備）事業に参入する。2026年度までに約70億円を投じるという。31年度までに年間50台以上を整備できるようにし、年500億円以上の売上高をめざす。

$三菱重工業 (7011.JP)$など防衛関連株が軒並み上値を追っている。トランプ次期政権発足で日本の防衛予算拡大が促されるとの思惑に加え、直近ではロシア・ウクライナ間の紛争激化で前日の欧州株市場が全面安に売り込まれており、地政学リスクの高まりが東京市場でも防衛関連銘柄の株価を刺激している。
関連銘柄: $日本製鋼所 (5631.JP)$、 $IHI (7013.JP)$、 $川崎重工業 (7012.JP)$、 $東京計器 (7721.JP)$、 $石川製作所 (6208.JP)$、 $豊和工業 (6203.JP)$、 $日本アビオニクス (6946.JP)$など。

$セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$が買い気配。NHKは20日に、会社の創業家側が今年度中に買収完了で調整を進めていると報じた。記事によると、創業家側とメガバンクは $伊藤忠商事 (8001.JP)$にも打診しているという。

$小林製薬 (4967.JP)$が買い気配。同社について、オアシスマネジメントが保有株を買い増した。11月19日受付分の変更報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は5.20％→7.54％となっている。

$SOMPOホールディングス (8630.JP)$が買い気配。同社は19日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の2300億円から4000億円（前期比3.9％減）に上方修正すると発表。25.3期上期（4-9月）の連結純利益は2622億円（前年同期比99.4％増）だった。市場コンセンサスは2068億円。
併せて、期末配当予想を56円から76円に上方修正すると発表。年間配当は112円→132円となる。

$東京地下鉄 (9023.JP)$が下げ幅縮小。ロンドン交通局が19日、ロンドン地下鉄で最も新しい路線「エリザベス線」の運行を、同社や $住友商事 (8053.JP)$、欧州旅客大手の合弁会社が2025年5月から受託すると発表。同社が初めて自社路線以外の運行を担う。

$KDDI (9433.JP)$が反落。大和証券では、株式需給懸念の払拭と非通信好調による来期中計達成期待を反映。投資判断「2（Outperform）」を継続、目標株価を4990円→5550円と引き上げた。
他方競合の獲得強化方針により、株式市場で競争激化懸念が生じる可能性があると指摘。

$ソフトバンクグループ (9984.JP)$が強さを発揮、３日ぶりに切り返す展開となっている。前日の米国株市場ではハイテク株中心に根強い買いが入りナスダック総合株価指数は続伸。そのなかソフトバンクＧは米ハイテク株に積極投資していることで、また、傘下企業の英半導体設計 $アーム・ホールディングス (ARM.US)$が前日に3.4％高に買われて、ソフトバンクＧの株価を刺激している。

$東京海上ホールディングス (8766.JP)$が売り気配。同社は19日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の8700億円から8800億円（前期比26.5％増）に上方修正すると発表。市場コンセンサスは8971億円。

$MS&ADインシュアランスグループホールディングス (8725.JP)$が売り気配。同社は19日、25.3期通期の連結経常利益予想を従来の8710億円から8930億円（前期比2.1倍）に上方修正すると発表。市場コンセンサスは9044億円。