今日動いた株、注目銘柄 - 11月27日（水）

moomooユーザーの皆様～おはようございます！前場の注目銘柄や最新のレーティング情報をお届けします。

前場に注目すべき3つのポイント
●短期的な値幅取り狙いの動きが中心

● $ダイドーグループホールディングス (2590.JP)$、2025年1月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比9％増の1801億7200万円、営業利益は同10.8％増の64億1600万円だった。

●前場の注目材料: $サトーホールディングス (6287.JP)$、産廃、再生まで可視化、履歴管理システム開発

動いた株、注目銘柄
27日の東京株式市場は続落。外国為替市場で円がドルに対して強まり、業績への影響が懸念される自動車や電機、機械などの輸出関連株の売りが優勢。一方、イスラエルがレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラと停戦で合意し、地政学リスクが減退したことは市場のサポートになると考えられている。業種別ではその他製品、電気・ガス、医薬品などが上昇している一方、輸送用機器、海運、証券・商品先物などが下落している。

$京成電鉄 (9009.JP)$が買い気配。同社は26日、 $オリエンタルランド (4661.JP)$が実施する自己株式立会外買付取引（ToSTNeT-3）による自己株式の買い付けに応募すると発表。応募株式数は1800万株で、売却総額は最大618億円。1株あたりの売却価格は3435円。

$関西電力 (9503.JP)$が続落。同社は26日、実施する公募・売り出しの発行価格が1780.5円に決まったと発表。26日の終値1836円に対するディスカウント率は3.02％となる。株価は軟調な地合いから売りが優勢。

$セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$が続伸。米ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが、同社傘下のイトーヨーカ堂の事業を統括する会社の買収を検討している。また、 $住友商事 (8053.JP)$が同統括会社の買収を検討している。

$任天堂 (7974.JP)$が3日続伸。同社が中国で、家庭用ゲーム機「スイッチ」のオンラインサービスを2026年に打ち切る。

$トヨタ自動車 (7203.JP)$が売り気配。同社が次世代電気自動車（EV）の生産開始時期を延期する方向で調整している。延期するのは高級車ブランド「レクサス」の次世代EV「LF-ZC」の量産モデルのようだ。なお、株価は為替市場において円高・ドル安が進んでいることも嫌気されている。

$マツダ (7261.JP)$が大幅安。トランプ次期米大統領がメキシコとカナダ、中国を対象に関税を強化する方針を示すと、米国と各国の貿易摩擦が激化するとの見方から、リスク回避の動きから円買い・ドル安が優勢。本日の東京市場が始まると円高が一段と進み、為替感応度の高い自動車株が売られている。
関連銘柄: $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $三菱自動車工業 (7211.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$など。

$サンリオ (8136.JP)$が急反落。同社は26日、2587万1800株の売り出し、ならびに上限388万700株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表。株式需給の悪化を懸念した売りが先行している。