動いた株、注目銘柄
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、国内主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=151円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、米大統領選や米連邦議会の上下両院選の結果のほか、日本時間8日未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などを確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。セクター別では、海運業、石油石炭製品、その他製品、精密機器、不動産業などが値上がり率上位、輸送用機器、証券商品先物、医薬品、卸売業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。