今日動いた株、注目銘柄 - 11月8日（金）

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前場に注目すべき3つのポイント
●トランプ・トレードの落ち着きから決算物色へ

● $日産自動車 (7201.JP)$、25/3 下方修正 営業利益 1500億円←5000億円。世界販売台数は340万台とし、従来予想（365万台）を引き下げた。

●前場の注目材料: $加藤製作所 (6390.JP)$ 、ハイブリッド式自走クレーン開発、燃費40％低減

動いた株、注目銘柄
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.51％上昇、半導体株指数（SOX指数）が2.27％上昇と堅調で、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、国内主要企業の4-9月期決算発表が続いており、好決算や好業績銘柄への物色意欲が株価を支えた。一方、外為市場で1ドル＝153円10銭台に円高・ドル安が進み、東京市場の輸出株に重しとなった。また、トランプ氏の政策を見極めたいとの慎重姿勢から買い控えも見られたが、寄付きは買い優勢だった。セクター別では、不動産業、非鉄金属、鉄鋼、情報・通信業、電気機器などが値上がり率上位、パルプ・紙、輸送用機器、ゴム製品が値下がりしている。

$日本製鉄 (5401.JP)$が続伸。通期最終益を下方修正　ＵＳスチール買収はバイデン政権下での成立見込む

$日本化学産業 (4094.JP)$が大幅続伸。上期営業益61％増　主力の薬品事業が堅調

$インターメスティック (262A.JP)$が急反発、１０月の既存店売上高が前年同月比１４．３％増となり、増収基調が継続したことが好感されているようだ。

$デジタルガレージ (4819.JP)$が急騰。同社は7日、25.3期上期（4-9月）の連結純損益（IFRS）は85.8億円の赤字（前年同期は56.2億円の黒字）だったと発表した。

$JCU (4975.JP)$が急騰。同社は7日、25.3期上期（4-9月）の連結営業利益は46.7億円（前年同期比50.7％増）だったと発表した。上期の会社計画の38.7億円を上回った。

$日産車体 (7222.JP)$が大幅反落。想定以上の生産コストで今期利益予想を下方修正

$TOWA (6315.JP)$が急落。同社は7日、25.3期上期（4-9月）の連結営業利益は52.6億円（前年同期比2.2倍）だったと発表した。市場コンセンサスは56.2億円。

$じげん (3679.JP)$ が急落。上期営業益11％増もコンセンサス下回る

$東洋炭素 (5310.JP)$が急落。同社は7日、24.12期3Q累計（1-9月）の連結営業利益は92.7億円（前年同期比38.5％増）だったと発表した。市場コンセンサスは86.1億円。

レーティング情報
【11月7日追加分】三菱重、山崎製パンなど（追加）Rating
【11月8日追加分】カチタス、テクノプロHDなど（追加）Rating

出所：FISCO、MINKABU