今日動いた株、注目銘柄 - 12月30日（月）

moomooユーザーの皆様～おはようございます！前場の注目銘柄や最新のレーティング情報をお届けします。

前場に注目すべき3つのポイント
●配当や来年のテーマ株に資金が向かいやすい

● $アダストリア (2685.JP)$は2025年2月期第3四半期業績を発表。売上高が前年同期比8.3％増の2200億8900万円、営業利益は同9.4％減の147億7000万円だった。
第2四半期から事業を開始したタイは2号店を開店したことで大幅な増収。一方で、米国では市況全体の冷え込みによる卸売事業の不振が続いた。

●前場の注目材料：経済足踏み、不安と希望と、若手経営者「復興をチャンスに」

動いた株、注目銘柄
30日大納会の日経平均株価は4日ぶり反落。米国株の大幅安を受けても、寄り付きは小幅なプラス。銀行や保険などの金融株は、米国の高金利を背景に買われ、海運や銀行、鉱業も海外原油先物価格の上昇により堅調に推移している。一方で、先週末の米国株式市場で主要な大型ハイテク株が下落した影響を受け、電機や自動車、機械などの輸出関連株が軟調となっている。

$川崎汽船 (9107.JP)$が急騰。上海航運交易所が12月27日に発表した中国輸出コンテナ運賃指数（CCFI）が、前週比1.6％上昇の1515.07となったことが材料。
関連銘柄： $日本郵船 (9101.JP)$、 $商船三井 (9104.JP)$など。

$日本電信電話 (9432.JP)$が3日続伸。朝日新聞デジタルは28日、同社が正式社名の「日本電信電話」を変更すると報じた。記事によれば、新社名を来年春までに固め、同6月の定時株主総会で決議する方向で調整しているようだ。

$ウェザーニューズ (4825.JP)$が買い気配。同社は27日、25.5期上期（6-11月）の連結営業利益は16.8億円（前年同期比32.8％増）だったと発表。Sea、Land Domainが売上成長をけん引し、売上高は上期として過去最高だった。開発環境の強化でAIを活用した運営の効率化が進み増益となったとしている。

$アドバンテスト (6857.JP)$が4日ぶり反落。米ハイテク株の下落が嫌気されている。先週末の米国株は主要3指数とも下落。ナスダックは1.5％安、フィラデルフィア半導体株指数が1.0％安で終えた。この流れを受け、東京市場でも半導体関連株の売りが優勢となっている。
関連銘柄： $東京エレクトロン (8035.JP)$、 $ディスコ (6146.JP)$、 $ソシオネクスト (6526.JP)$など。

$トヨタ自動車 (7203.JP)$は売りに押されるなかも、下値では押し目買いが観測される。トヨタは、前週にROEを20％に引き上げる方針を打ち出し株価を急動意させ、経営努力による自動車株割安返上に向けた流れの先陣を切っている。

$日鉄ソリューションズ (2327.JP)$が反落。同社は27日、名古屋証券取引所メイン市場への上場が承認されたと発表。上場日は2025年1月14日。現在上場している東京証券取引所プライム市場との重複上場となる。

$パレモ・ホールディングス (2778.JP)$が急落。同社は27日、25.2期3Q累計（2月21日-11月20日）の連結営業利益は1億9600万円（前年同期比50.9％減）だったと発表。残暑により秋・初冬商品の販売が伸び悩んだ。既存店売上高が前年同期比で減少した結果、減益となった。

$住友電気工業 (5802.JP)$が4日ぶり反落。29日付の日本経済新聞朝刊は、同社が電気自動車（EV）向け半導体材料の量産計画を取りやめると報じた。