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「半導体の英アームが一時64%の高騰!! これからも株価は上昇するか」

$ソフトバンクグループ(9984.JP)$ 黒字転換など業績改善を発表し、同社の株価が大きく上がり、日経平均株価の引き上げに寄与したのは記憶に新しいですね。その一因と言われているのが、ソフトバンクが出資している半導体設計大手「 $アーム・ホールディングス(ARM.US)$ 」の好業績発表と株価急騰です。
アーム・ホールディングスは、CPU(中央演算装置)を中心とする半導体製品および関連技術のアーキテクチャ(基本構想)設計、開発、ライセンスの供与を手掛ける世界の大手半導体企業です。主な製品は、多様なパフォーマンス、消費電力、コスト要件に対応するCPU製品です。他にGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット=素子の中に多数のコアを持ち、高速な演算を可能とするユニット)、システムIP、計算プラットフォームなどの補完的な製品も提供し、高性能で信頼性の高いシステムレベルの構築を可能にし、ますます高度化するデバイスやアプリケーションに対応している。(以上の出典; moomoo証券)
●2月7日の取引時間後にアームは決算発表を行った。要旨は以下の通りで、主要な経営数値は事前予想を上回っていました。また通期の1株利益の見通しを上方修正し、予想も上回った。1-3月期についても好調な1株利益のガイダンス(見通し)を示し、市場で好感されました。
(10-12月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.29ドル(予想:0.25ドル)
・売上高:8.24億ドル(予想:7.60億ドル)
・粗利益率(調整後):96.7%(予想:96.4%)
・営業利益(調整後):3.38億ドル(予想:2.74億ドル)
・年ベース契約額(ACV):11.6億ドル(予想:11.1億ドル)
・半導体出荷量:77億
(1-3月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.28~0.32ドル(予想:0.21ドル)
・売上高:8.50~9.00億ドル(予想:7.78億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.20~1.24ドル(従来:1.00~1.10ドル)(予想:1.05ドル)
・売上高:31.6~32.1億ドル(従来:29.6~30.8億ドル)(予想:30.2億ドル)
(出典; moomoo証券 引用元 MINKABU PRESS編集部)
同社の好調な決算を受け、株価は時間外で27%上昇。値動きは、下記の画像1をご覧ください。2月7日の米国市場の同社の終値が77.01ドルでしたが、一時は、126.585ドルまで急騰しました。つまり一時的ですが、64%もの爆上げとなりました。
画像1 ARMの株価チャート
画像1 ARMの株価チャート
アームのハースCEOは「スマホ市場は現在、われわれの売上高の3分の1以下で、いかに分散投資に成功しているかを示している」と述べた。一方、スマホについても、1台により多くの同社の技術が使用されるようになり、ロイヤルティの引き上げにも貢献しているとしている。
(出典; moomoo証券 引用元 MINKABU PRESS編集部 )
私は、同社の業績と将来性を調べるため、イギリスの同社の公式ホームページを閲覧しました。2016年の時点では、CPUを手掛け、製品としては、スマホなどモバイル機器の比率が高く、7割を超えていたようです。それが直近では、自動車、クラウドなどの分野に進出し、比率を高めていることが分かりました。
画像2 Armの製品カテゴリの顧客
画像2 Armの製品カテゴリの顧客
画像3 Armの製品カテゴリの推移
画像3 Armの製品カテゴリの推移
今後もしばらくはスマホ市場が大きく減少するとは思えません。しかしスマホだけに依存していると国際情勢、市況によっては、販売台数が思うように伸びない事態も想定されます。そこで同社は、クラウドなどこれから大きく伸びそうな分野の製品を伸ばそうとしているのでしょう。このように従来分野で強みを持ち、しかもこれから脚光を浴びそうな業態に注力する会社は長い年月にわたり、伸び続ける可能性が高いと言えます。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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為替、株式、投資教育情報を発信しています。業界人、著名投資家の知人多数。ファンダメンタルとテクニカルは双方を学んでいます
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