円キャリー巻き戻し、50%程度完了 なお継続の見通し=UBS
2024年8月7日午前 5:18 GMT+9
UBSのアナリストは6日、世界市場に影響が波及した円キャリートレードの巻き戻しについて、現時点で50%程度完了した段階と推定し、まだ続くという見通しを示した。
UBSジャパンのマクロストラテジスト、ジェームズ・マルコム氏は6日付の顧客向けメモで、ドル・円キャリートレードがピーク時に少なくとも5000億ドルまで拡大したと指摘。ここ2─3週間で約2000億ドルの巻き戻しがあったという試算を示し、巻き戻しは終わっていないと述べた。
その上で、今後どの程度解消されるかは「金利差の水準ではなく、金利差の変化に大きく左右される」と指摘。「急速な巻き戻しが起こった1998年と比較すると、さらなる巻き戻しが進むことが予想される」とした。
UBSジャパンのマクロストラテジスト、ジェームズ・マルコム氏は6日付の顧客向けメモで、ドル・円キャリートレードがピーク時に少なくとも5000億ドルまで拡大したと指摘。ここ2─3週間で約2000億ドルの巻き戻しがあったという試算を示し、巻き戻しは終わっていないと述べた。
その上で、今後どの程度解消されるかは「金利差の水準ではなく、金利差の変化に大きく左右される」と指摘。「急速な巻き戻しが起こった1998年と比較すると、さらなる巻き戻しが進むことが予想される」とした。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。
さらに詳しい情報
コメント
サインインコメントをする