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全般相場は「目先底入れ」、円高は一巡の気配!

全般相場は「目先底入れ」、円高は一巡の気配!
 いや~、7月中旬~下旬の株式市場は世界的に大荒れでしたね。日経平均株価(ザラバベース)は7月11日の4万2426円を高値に、26日には3万7611円の安値まで売り込まれました。パニックに近い暴落です。下落幅は4815円、下落率は11.3%となります。正直、これは下げすぎです。
 マーケットでは「円キャリートレードの巻き戻しが起こった」と解説しています。「円キャリートレード」の最近の例では2007年がそうです。この局面では円が10%切り上がりました。今回、10%の円高とすると、1ドル=145円がらみの水準を覚悟しなければなりません。
 しかし、目先的にはそこまでの円高はない、と判断しています。その理由は2007年と比べると、貿易・サービス収支、対外投資の赤字額が極端に違うのです。
 現在は37兆円もの円安圧力がかかっています。ここでの10円の円高にはアメリカ大統領選挙でのトランプ候補の円安牽制発言に加え、7月のFRBの利下げ、日銀の利上げを織り込んだのではないでしょうか。
 現状は「確トラ」が怪しくなってきましたし、7月30日~31日の日銀金融政策決定会合では0.25%までの追加利上げに加え、量的引き締めの方針を打ち出しましたが、7月31日~8月1日のFOMCの利下げは見送りでしょう。結果として150円近辺がここでの円高のピークと考えられます。
 それに、良くいわれることですが、「1円の円高が日経平均株価を400円押し上げる」のです。要するに、10円の円高では4000円です。ただ、今回の急落は4815円でした。まあ、為替次第でしょうが、円高が一巡するようだと、全般相場は「目先底入れ」といえます。ただし、当面の戻りは鈍いでしょうね。
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アメリカ市場では $AAPL.US$ $NVDA.US$ $MSFT.US$に代表されるマグニフィセント・セブン(巨大IT企業)が調整局面に入っています。この影響を日経平均株価は強く受けます。すなわち、 $東京エレクトロン.JP$ $レーザーテック.JP$ $ディスコ.JP$などの上値が重くなるのです。
全般相場は「目先底入れ」、円高は一巡の気配!
全般相場は「目先底入れ」、円高は一巡の気配!
 とはいえ、個別物色機運は旺盛です。ただし、夏枯れ相場に陥っていますし、この局面は森を見ず、木を見よ、各論(銘柄)勝負の投資戦術が有効です。
 具体的には逆行高の $キユーピー.JP$ $サイゼリヤ.JP$ $九州旅客鉄道.JP$ $サンリオ.JP$ $ブラザー工業.JP$などはいかがでしょうか。好業績はもとより、チャート妙味を指摘できます。
全般相場は「目先底入れ」、円高は一巡の気配!
全般相場は「目先底入れ」、円高は一巡の気配!
 このほか、新型太陽光パネル「ペロブスカイト」の原料となるヨウ素のトップ企業の $伊勢化学工業.JP$、2番手の $K&Oエナジーグループ.JP$は一段と面白くなりそうです。さらに、 $九電工.JP$の値動きは「もうどうにも止まらない」といった状況です。 $ドウシシャ.JP$ $高見沢サイバネティックス.JP$は材料含みです。
  $Will Smart.JP$ $ゼンリン.JP$の子会社(ゼンリンが発行株式数の63.8%を保有)です。交通専門のSI・コンサルを手掛けています。大阪万博バスターミナルの運行表示を担当しています。
 2024年12月期は決算変更(9ヶ月決算)とあって、赤字になりそうですが、2025年12月期は急浮上に転じる見通し(1株利益は120円がらみに)です。株価は1200円前後です。商いの薄いのが難点ですが、じっくり狙えるのではありませんか。
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