日経平均は157円高でスタート　セブン＆アイ、6兆円の買収提示額は「不十分」

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比157.91円高の36815.00円、東証株価指数（TOPIX）が1.72ポイント安の2619.04で始まった。

トップニュース
セブン＆アイ、カナダ同業からの買収提示額約6兆円は「不十分」＝報道
$セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$が、法的拘束力のない買収提案を行っているカナダの同業アリマンタシォン・クシュタールから約６兆円の買収総額を提示され、セブン側が買収価格は不十分とする趣旨の書簡を送ると各社が報じた。

測量最大手のパスコ、伊藤忠とセコムがTOBで上場廃止へ
$セコム (9735.JP)$と $伊藤忠商事 (8001.JP)$は5日、測量サービス国内最大手の $パスコ (9232.JP)$に対してTOBを実施すると発表した。TOB価格は1株当たり2140円で、5日終値に29.1％のプレミアムが付いている。12月めどにパスコは上場廃止になる見通し。セコムはパスコの出資比率を71.66%から75%に高め、伊藤忠は25%を保有し持ち分法適用会社にする予定。

積水ハウスが高い、中間決算好調で通期見通しを引き上げ
●積水ハウス、今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ
$積水ハウス (1928.JP)$が5日に発表した25年1月期中間（2－7月）決算は、連結経常利益が前年同期比17.5％増の1471億円に伸びた。　併せて、通期の同利益を従来予想の2730億円→2880億円(前期は2682億円)に5.5％上方修正。従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

住友不動産、CLSAが投資判断を引き下げ
CLSAは5日、 $住友不動産 (8830.JP)$の投資判断ををアウトパフォームからホールドに引き下げ、目標株価を5700円から4900円に下げた。

JFE、大和証券が投資判断を引き下げ
大和証券は5日、 $JFEホールディングス (5411.JP)$の投資判断をアウトパフォームから中立に引き下げ、目標株価を2700円から2200円に下げた。

メガネのジンズ、24年8月期の既存店売上が12.6％増
メガネチェーンの $ジンズホールディングス (3046.JP)$は5日、24年8月期の既存店売上が前年度比12.6％になったと発表。全店では15.0％増。8月は既存店が前年同月比20.5％増、全店が23.6％増だった。