日経平均は255円高でスタート　予想比上振れのCPIを受けて米国株は小幅安

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比255.98円高の39636.87円、東証株価指数（TOPIX）が7.48ポイント高の2720.15で始まった。

トップニュース
緩和調整のタイミングは経済・物価・金融の推移次第 - 日銀・氷見野副総裁
日銀の氷見野良三副総裁は10日、東京都内のイベントで講演し、今後の金融政策運営は経済活動や物価、金融情勢に左右されるとし、追加利上げの時期について「最初から方向性が決まっているわけではない」と述べた。また、日本銀行は金融政策決定会合ごとにさまざまなデータを総合的に分析し、見通しとリスクのバランスに基づいて判断すると強調した。

米外為市場サマリー：一時１４８円３０銭台に下落、失業保険の申請件数が大幅に増加
１０日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１４８円５７銭前後と前日に比べて７４銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは１ユーロ＝１６２円４６銭前後と同８５銭程度のユーロ安・円高だった。

ドコモ、国内生産優先に転換へ　基地局、富士通の海外製に1000億円 競争力強化へ
NTTドコモは、高速通信規格「5G」に対応した基地局用機器の海外製調達を拡大し、 $富士通 (6702.JP)$製に置き換える方針だ。富士通は基地局事業戦略を見直し、主力のIT（情報技術）サービスへの経営資源シフトを加速させる可能性があり、NTTの前身である $日本電信電話 (9432.JP)$公社時代からの「電電ファミリー」は転換期を迎える。

ディスコ、4～9月営業利益6割増　半導体製造装置の出荷が増加、生成AIの需要が拡大
$ディスコ (6146.JP)$の2024年4～9月期の連結営業利益は、前年同期比60％増の710億円超となる見通しだ。従来予想を50億円以上上回り、4～9月期としては過去最高となる公算が大きい。AI（人工知能）世代向けの高性能半導体の需要が拡大し、半導体製造装置の出荷が伸びた。顧客の設備稼働率が上昇し、消耗品の販売も増加した。

配信元：各社リリース、日本経済新聞、MINKABU、ブルームバーグ