日経平均大幅反発スタート、ソフトバンクＧが切り返し急　英アームを中核としたＡＩ革命に成長シナリオ託す

Moomooユーザーの皆様、おはようございます！今朝の寄り付き概況です。よろしくお願いします。

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比404.76円高の32063.79円、東証株価指数（TOPIX）が24.55ポイント高の2298.09で始まった。

トップニュース
円安「必要な時に適切な対応」　神田財務官
財務省の神田真人財務官は16日、財務省内で記者団に、足元で進む円安への対応に関して「複雑な状況の中でファンダメンタルズ（経済の基礎的要件）を判断し、金利も見ながら主要7カ国（G7）や20カ国・地域（G20）の合意に沿って必要な時には適切な対応を取るということに尽きる」と述べた。

百貨店やコンビニ80社、訪日客効果で営業益最高　6〜8月
小売企業の業績拡大が続いている。本業のもうけを示す営業利益は2023年6〜8月期に前年同期から3割伸び、四半期ベースで過去最高だった。円安を追い風にインバウンド（訪日客）消費が活発で、国内富裕層による高額品消費や値上げによるコスト転嫁も進んでいる。

日本株、次の柱は「生産回帰」　海外勢が長期投資へ関心
株式市場が地政学リスクに揺れる中、オンショアリング（国内回帰）への注目がじわり高まっている。半導体をはじめ製造業の工場新設と人手不足が重なり、国内の設備投資は2030年までに4割増えるとの試算もある。脱デフレに次ぐ長期テーマとして幅広い銘柄を物色する動きが出ている。

ソフトバンクＧが切り返し急、英アームを中核としたＡＩ革命に成長シナリオ託す
$ソフトバンクグループ(9984.JP)$が切り返し急、前日は日経平均の先物を絡めたインデックス売りで下値を探る展開を余儀なくされたが、きょうはそのアンワインドで株価に浮揚力が働いている。米ハイテク株への積極投資で知られ、ナスダック市場との株価連動性が高いが、前日はナスダック総合株価指数が１％を超える上昇で前々日の下げ分を取り戻しており、同社株にも追い風となっている。

トヨタ自動車－3日ぶり反発　一部工場の生産停止　取引先の中央発条火災で＝時事
$トヨタ自動車(7203.JP)$が3日ぶり反発。時事通信は17日、同社の一部車両工場が16日から稼働を停止していることが同日、わかったと報じた。

新ジェットは「エシュロン」　小型機初、無給油で米大陸横断へ―ホンダ
$本田技研工業(7267.JP)$の航空機事業を手掛ける米子会社は16日、米西部ネバダ州ラスベガスで開催されている航空機の展示会で、開発中の小型ビジネスジェット機の名称を「ホンダジェット・エシュロン」にすると発表した。小型クラスとしては世界で初めて無給油で米大陸を横断できるようにする。

三井物産社長、ＬＮＧ供給不足で分散投資を推進－再生エネ普及に時間
$三井物産(8031.JP)$は液化天然ガス（ＬＮＧ）の供給不足が続くとの認識を背景に、今後も案件の分散投資を推進する。脱炭素社会に向けた再生エネルギーの十分な普及には相当な時間を要するため、化石燃料ではあるが比較的環境負荷が少ないＬＮＧへの需要は今後も旺盛だとみるからだ。

住友不動産－買い気配　インドで不動産開発　5000億円投資＝日経
$住友不動産(8830.JP)$が買い気配。17日付の日本経済新聞朝刊は、同社がインド・ムンバイ中心部で大型再開発に動くと報じた。記事によれば、総事業費5000億円を投じ、オフィスビルやホテル、商業施設を備えた複合型の不動産開発を進めるという。同社のインドの不動産投資は累計7000億円規模に拡大するようだ。新興国の経済成長を取り込み、将来の収益につなげるとしている。

ファストリ、中国で最大4割賃上げ　ユニクロ販売員
$ファーストリテイリング(9983.JP)$が、中国で展開する衣料品店「ユニクロ」の店舗販売員の給与について、最大4割程度の引き上げを決めたことが分かった。10月から正社員やパートなどを対象に順次引き上げを始めた。待遇改善で従業員の就業意欲を高めるほか、優秀な人材の採用につなげる。