日経平均が188円安でスタート　10月の東京都区部物価は1.8％上昇、2ヵ月連続のマイナス成長

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比188.51円安の37954.78円、東証株価指数（TOPIX）が11.00ポイント安の2624.57で始まった。

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日銀総裁、利上げ判断には「時間的な余裕はある」と発言
・日銀の植田和男総裁は24日、ワシントンで記者会見し、今後の追加利上げについて「時間的な余裕はあると考えている」と述べた。また、最近の円安が物価に与える影響については、「米国経済の動向に対する見方など全体をみたうえで、丹念に分析し見極める」と説明した。
・米国経済に対する楽観論は少し広がっているが、良好な米国データが長く続くかどうか、分析を深める必要があると述べた。また、市場は依然として不安定であるとの見解を示した。

10月の東京都区部物価は1.8％上昇、2ヵ月連続のマイナス成長
総務省が10月25日に発表した東京都区部の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く総合で前年同月比1.8％上昇の107.9となった。伸び率は2ヵ月連続で縮小した。

米外為市場サマリー：一時１５１円５０銭台に軟化、米金利上昇が一服
２４日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１５１円８３銭前後と前日に比べて９３銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは１ユーロ＝１６４円４０銭前後と同２９銭程度のユーロ安・円高だった。

X線分析装置大手のリガクHDが本日上場　国内大型IPOが続く
米 $カーライル・グループ (CG.US)$傘下の科学機器メーカー、 $リガク・ホールディングス (268A.JP)$が25日、東京証券取引所のプライム市場に上場する。リガクホールディングスは、半導体や電池などの分野でX線技術を応用した分析機器を製造・販売している。 $東京地下鉄 (9023.JP)$に次いで今年2番目のIPOとなる。株式の75％以上を保有するカーライルなどが国内外で売り出した。
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リガクＨＤの初値は１２０５円、公開価格を４．４％下回る

ニデック、EV駆動装置の「部品販売強化」で事業拡大と収益性向上を図る
$ニデック (6594.JP)$の岸田光哉社長は24日、都内で開いた決算説明会で、電気自動車（EV）用駆動ユニット「e-Axle（イーアクスル）」事業について、「モーターなどの内蔵部品を単体で販売する事業を強化する」と述べた。これまではモーターとトランスミッションなどを一体化して販売してきたが、中国市場での価格競争激化を受け、受注を絞ってきた。部品販売にも力を入れることで、事業の拡大と収益性の向上を目指す。

配信元：各社リリース、MINKABU、ブルームバーグ、日本経済新聞
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