日経平均511円高でスタート　史上初4万2000円突破、米国株高を追い風に強地合い継続

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比511.73円高の42343.72円、東証株価指数（TOPIX）が30.21ポイント高の2939.41で始まった。

トップニュース
日銀の国債購入減額、機関投資家からも意見求める－実務者会合２日目
日本銀行は10日、生命保険会社など機関投資家との債券市場参加者会合を開いた。会合では日銀の国債買い入れについて、過度な減額に反対するなどさまざまな意見が出たことが、関係者への取材で分かった。

TOPIX、史上最高値上回る＝東京株式
11日午前の東京株式市場で、東証株価指数（TOPIX）は昨日付けた取引時間中の史上最高値（2909．58）を上回った。

日銀頼みの国債市場に救世主、ＧＰＩＦの保有残高が急増
日本銀行が国債買い入れの減額を検討する中、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）が国債の重要な買い手として浮上している。

円は161円台後半、米利下げ期待でリスク選好の売り－米ＣＰＩ見極め
11日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝161円台後半と前日夕から下落して推移。米国でパウエル連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長の議会証言を受けて年内利下げ期待が維持され、リスク選好の流れから低金利の円を売ってドルを買う需要が強い。一方、約38年ぶりの安値圏で介入警戒感が高まる上、夜に発表される米消費者物価指数（ＣＰＩ）を見極める雰囲気も広がりやすく、円は下支えされそうだ。

東エレクが３連騰でボックス圏離脱、米半導体株高に追随し日経平均押し上げに寄与
$東京エレクトロン (8035.JP)$が３連騰で４月１７日以来となる３万８０００円台を回復、ボックス圏もみ合いを上に抜け、戻り足を急速に強めている。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数やＳ＆Ｐ５００指数などと歩調を合わせ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指数）も大幅高で史上最高値を更新した。