日経平均84円高でスタート　年初来高値巡り売買交錯

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比84.50円高の33710.03円、東証株価指数（TOPIX）が4.37ポイント高の2395.31で始まった。

トップニュース
円は149円台半ば、米ＰＭＩ雇用縮小でドル下落－クロス円は円売りも
27日の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝149円台半ばと、前週末の東京市場から横ばい圏で推移している。24日発表の米総合購買担当者指数（ＰＭＩ）統計の雇用指数が縮小に転じたことでドルが下落。

さらば「据え置き経済」　物価・賃金、30年越しの決断
物価と賃金が上がる「普通の経済」の姿が見えてきた。物価が30年間凍ってきた日本のデフレ社会ではヒト・モノ・カネが停滞し、縮小均衡が国民生活をむしばんだ。染みついた据え置き前提の意識から脱し、緩やかなインフレと成長の好循環を描けるか。

トヨタ純利益に上振れ余地、市場予想とのかい離は最大の2600億円
連結純利益を基に今期（2024年３月期）の市場予想と会社計画を比較したところ、プラスのかい離額で最大となったのは $トヨタ自動車(7203.JP)$で、業績に上振れ期待が根強くあることがわかった。販売好調に加えて円安の恩恵が大きいとの見方が背景にある。

日産は機種6割減、三菱自撤退　ガソリンエンジン縮小へ
$日産自動車(7201.JP)$は2028年以降、新車開発で搭載するエンジン機種を6割減らす。軽自動車やハイブリッド車（HV）向けに絞り、ガソリンエンジンの新規開発を実質的にやめる。日本勢では $三菱自動車工業(7211.JP)$も30年までにガソリン車の開発を終え、欧州勢も相次ぎ撤退を表明している。

ゼンショーＨＤ－売り気配　公募増資521万8000株　500億円を調達
$ゼンショーホールディングス(7550.JP)$が売り気配。同社は24日に、521万8000株の公募および上限78万2000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。