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日本株は4万円前半で高値レンジの可能性高まる

本日権利落ち日ですが、現物は配当落ち分の260円安よりも100円から150円さらに下げています。
昨晩のNYがかなり強い反発相場で、SP500も+0.86%で高値更新したのをみると、28日の日本株は思ったより売られています。
ここだけ見ても配当落ち銘柄を今日強気に拾っていないことが分かりますが、まずは需給面で月末までは上値が重いかも知れません。
まず裁定買い残ですが、先週時点で2.3兆円もあってこれはキャパオーバーです。いずれ解消されます。
裁定買い残とは、現物を買う代わりに先物を売る取引で、強い日本株+高くなってきた配当取りで過度に現物が買われていたことを表しています。
日本株は4万円前半で高値レンジの可能性高まる
騰落レシオを見ても、そろそろ過熱感が顕著です。特に15日が140超えの方を警戒したいところ。
日本株は4万円前半で高値レンジの可能性高まる
月末&期末ですから、高くなった日本株のリバランスも発生し、短期的にはこれらのやり過ぎた分の解消が出てきます。

あくまで需給やシーズナリーはメインの相場地合いのサブ要素であり、ベース地合いが強い年ならばこの売り圧を跳ね返して前日比プラスになりますが、今年は現状の日本株地合いは為替介入懸念もあって買い一服状況です。
となれば、権利落ちを通過して月末の需給解消の売り圧を跳ね返すほどの買い圧はないのかなと思っています。
日本株は4万円前半で高値レンジの可能性高まる
しかし、日経VIは大きく下がったまま。昨日 権利落ち直前の14時にVIが急騰した分を下げただけですが。
27日の大引け直前に利確で株価が下がり、VIが一時的に上がりましたがあくまで需給でのヘッジ。よって今日は株価が下がってもVIは急落のまま横ばい。つまり市場はほとんど株価に対して動揺していません。
なので、あくまで需給の調整範囲の動きです。
一方で配当再投資でXX億円の買いが・・・といった声も出てきます。
気をつけないといけないのは、今年=今は期末の調整週間において米株と比べると日本株は弱い(というか上をやり過ぎてもういっぱいいっぱい)であるということです。しかし過度に売られていないし、下がったら買いたい向きはまだ旺盛なのも事実。
現状は需給解消売りで下げただけですが、配当再投資があってもプラマイゼロの状況。

こういう場合、配当再投資でXXX億円の買い期待!と片側だけ強調した買い煽りもあるので注意したいところです。
特に証券会社系解説者。

ということで、米国が底堅い間は日本株も高値圏でレンジと考えています。
ただし、日本株が期待以上に上がってくると、外国人は円を売って日本株を買います。つまり日本株高=円安の構図です。
その先には為替介入懸念から実行で、結局日本株は上値が重い・・か、介入で目先一時的に1500円くらい下がる可能性を見ておかねばなりません。結局41000円を目指す展開になれば、介入懸念で下がってくる・・であり、やはり高値圏レンジという流れかと思っています。
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