老後にいくらあれば安心か問題

2019年調査の分析記事なんだけど、全国家計構造調査って5年に1回なのね。

なお今年の10月、11月に次の調査があるらしいです。
令和6年全国家計構造調査 | 総務省統計局

濱口優さんとアッキーナご夫妻、ナイスカップルで応援してます。

データが古いのはさておき、80代前半、後半共に金融資産の平均は1500万円程度とのこと。

こういうデータの「平均値」は「ふーん」くらいで見といて、自分は何歳でナンボの資産をどういう構成で持っとくか、を考えておくことに意味があります。

私は昨年、100歳になるまでのマネープランをスプレッドシートにまとめました。

計画通りにいくわきゃないんですが、計画を立てることに意味はあると思います。

17年くらいして59歳くらいで子供たちが就職する予定で、仕事は70歳くらいまでやるつもりです。

その頃に資産はまぁまぁな額になってる予定です。

年金は現時点の予想より減ってる可能性が高いと踏んでますが、夫婦二人の慎ましやかな生活ならまぁ何とかなるかなと考えてます。

老後、自分にとって「何とかなる」と思える金額が用意できていれば良いのですが、それがナンボなのかを試算するの難しいですよね。

年金もそうですが、住居費、生活費、医療費、娯楽費など、変数がたくさんあります。

物価や医療費のようにコントロールできないこともあるし、どこに住むかとかどのくらい遊ぶかとかコントロール可能なこともあります。

親の介護がいつからいつまでか、とかもアンコントローラブルですね。

個人的には漫画読んだりネトフリアマプラで映画見たり街ブラしたりたまに博物館とか行ったり温泉行ったりしてれば娯楽としては十分な気がします。

あと何らか発信はしてたいなーという気はします。

ブログ書いたりとかエッセイ書いたりとか。

陰謀論にハマるようなことがないようにしないとなぁ。

暇なお年寄りがYouTubeとかで偏向動画見ておかしくなるケースもまぁまぁあるみたいですからね。

さっきTwitter見てたら「フラットアースを啓蒙してる」という人がいました。

地球は球体ではなく平面である、ってやつです。

そんなわけねーだろ、と思うのですが、エコーチェンバーの中に入っちゃうと帰ってこられないですからね。

振り込め詐欺とかも「自分は大丈夫」と思わないことです。

それこそ親が被害に遭うケースも考えられます。

あと「退職金をゴミ投資商品に突っ込んじゃう」とか。

ここにいるような、今投資をやってる現役世代の皆さんは、私も含めて投資経験がある分、むしろ危険性が高いまであります。

中途半端に金融知識がある方が詐欺被害に遭いやすい、というデータもありました。

「短期で爆発的に資産を増やさないといけないような状況にしない」ことと「短期で爆発的に資産を増やしたいという欲求をマネジメントする」ことが重要です。

バフェットさんが「ゆっくりお金持ちになりたい人なんかいない」とおっしゃったそうですが、長期分散積立投資家を決め込んでる私だって、そら短期で爆発的に当てたいですよ。

ただ当たらないですし、当たったところで再現性はないですし、一度当てたら「次もいけるんじゃ」みたいに思っちゃいますよ。

人間弱いんで、そんなもんっす。

「弱くてちっぽけな凡人」である自分を受け入れつつ、そんな自分がそこそこ幸せに生きていくために必要な行動を取っていくしかない。

凡庸な私でもある程度の資産形成ができる投資方法を発明してくれた先人と、それを広めてくれた皆さんに感謝です。

私がこんな感じでコラム発信してるのも、自分の思考整理目的もありますが、ワンチャン私のように誰かが投資について考える良いキッカケになってくれたらな〜というスケベ心もあります。

皆さんが納得のいく良い老後を迎えることができますように。

私もぼんやり頑張ります。