景気刺激策主導の上昇が勢いを失い、中国優良株は一息つく
アリババ(NYSE:BABA)などの電子商取引大手を含む米国上場の中国株は木曜日に下落し、中国人民銀行(PBOC)が先週のCOVID-19パンデミック以来最大の景気刺激策を発表して以来、株価が2桁の急騰を記録した後、一休みした。
中国人民銀行は9月24日、家計の住宅ローン返済負担を軽減するほか、借入コストを引き下げ、中国経済への資金注入を強化する措置を発表した。また、銀行の現金準備率を50ベーシスポイント引き下げ、10億元(1,420億ドル)の新規貸出を可能にすると発表した。
一方、人民銀行は指標金利である7日物逆報道金利を0.2ポイント引き下げ、1.5とした。
アリババ(BABA)の株価は木曜日昼の取引で1.5%下落した。景気刺激策の発表後、アリババは9月24日に7.9%上昇し、水曜日の終値まで18.6%上昇した。EコマースのライバルであるJDドットコム(JD)は0.5%、ピンドゥオドゥオ親会社のPDD(PDD)は0.4%それぞれ下落した。両社の米国上場株は、9月23日終値から水曜日までにそれぞれ50.5%、49.3%急騰していた。
一方、中国のゲームパブリッシャー企業であるネットイース(NTES)は1.1%下落し、9月23日終値から水曜日までの約30%の上昇を止めた。検索大手の百度(BIDU)は30.4%上昇した後、4.2%下落した。
EVメーカーのリーオート(LI)は3.3%、Xpeng(XPEV)は6.5%下落した。前者は9月23日終値から水曜日まで34.7%上昇し、後者は39.5%上昇していた。
アジア諸国のベンチマーク株価指数を見ると、上海指数(SHCOMP)は中国の国慶節のため10月1日から10月7日まで休場。9月23日終値から9月30日終値までの上昇率は18.6%。ハンセン指数(HSI)は15.2%上昇した後、木曜午後の取引で1.9%下落した。
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