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プライム市場時価総額は昨年末比約7.7%増加、輸出物価指数上昇⇔輸入物価指数下落

1月16日の東京株式市場は、売り買いが交錯しました。年初から大きく上昇した日本株ですので、一服を歓迎する投資家も多いと思われます。
1月15日現在で、日経平均採用銘柄合計の時価総額が649兆2400億円となりました。約650兆円です。昨年末は604兆2800億円でした。昨年末との比較で7.4%増加しました。
日経平均の15日終値は、昨年末に対して7.28%上昇、TOPIXは同じく6.68%上昇しています。
一方、プライム市場全体の時価総額は15日終値で897兆円となりました。昨年末は833兆円に対して7.68%増加しました。
大幅上昇後の株価調整は当然でしょう。ただ、日本株を保有している投資家の資産は増加しています。例えば、昨年末現在で1000万円だった日本株の価値は、時価総額の増加通りなら、それは1077万円に増加しています。
資産に余裕の出た投資家の行動は前向きになります。いったん利益確定売りを出したとしても、株価が下がれば、再び株式を購入する投資家は多いでしょう。
投資価値のある株式は買われる展開になると考えます。
               
日銀は16日、12月の企業物価指数を発表しました。以下に時系列で示します。
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企業物価指数(円ベース)の推移(前年同月比、%)
輸出物価指数
8月+3.9
9月+2.9
10月+2.3
11月+4.7
12月+5.5
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輸入物価指数
8月-11.7
9月-14.3
10月-11.9
11月-6.4
12月-4.9
---
輸出価格が上昇する一方で、輸入価格は低下しています。輸出した製品の価格が前年同月比で上昇し、輸入した原材料の価格は下がっています。得をしています。日本企業の交易状況が良くなっています。日本企業の業績面にポジティブなデータです。日本株上昇要因の1つでしょう。
ラジオNIKKEI解説委員 鎌田伸一
(C)ラジオNIKKEI
当資料の著作権はラジオNIKKEIに帰属します 
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