若者世代の生き方

こんな言葉を知っていますか？

【DOOMER世代】米国で未来に絶望し、疲弊している若者を指す言葉。不景気、失業、貧困を理由に社会から孤立した若者。恋愛や結婚、人間関係に諦めて、自分の将来に悲観的で、絶望している若者。

環境問題、自然災害、人口爆発、戦争やテロ、核問題、世界的パンデミックなど、人類の未来に悲観的、絶望感を持ち、世界の終焉の願う終末的な思考もDOOMER世代の特徴でもある。

【タンピン族】寝そべり族とも言われ、中国では高学歴であっても、条件のいい就職出来なくなっている。努力しても報われない社会に絶望し、消費、結婚、脱恋愛から離れて暮らすといった生き方をしている若者の事。

大規模なデモやＳNＳでの書き込みは弾圧される中国では「積極的な消費活動をしない、したくない」「だから私は必要最低限働き、後は寝そべる」と言う、１つの抗議活動として行われる。

※これらの生き方は米国、中国だけではなく、現在の日本の若者に見られるようになってきた。【さとり世代】と言われる世代の若者だろう。40歳の私も若者世代の生き方や価値観が少し理解できる。

同世代の人たちも、友達いらない、結婚しない、恋愛しない、車持たない、家建てない、出世に興味ない、偉くなりなくない、そんな人たちがチラホラ見られるからだ。

私自身も、これらの若者世代の価値観や生き方に一部共感する。私もお金は欲しいけど、出世したいとも、一生懸命に働きたいとは思わない。ファッションにも興味ないし、車も乗れればいい、友達も多くいらない。

少し違うのは、自分の未来、人類の未来に悲観的ではないし、絶望感もない。愛する家族と理想的な住まいで、幸福で、健康で、自由な人生を送りたい。その為の努力は惜しまない。それだけの価値観だ。

適切に恐れて、適切に準備すれば、この世界の大抵はなんとかなる。どうにもならない事は意外と少ない。どう足掻いても制御不可能な物は受けてしまえば、過剰に悲観的になる必要はない。絶望もいらないのだから。