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暴落の後には必ず2番底がある!

先週の日銀会合以降、大暴落と大暴騰で大荒れな世界の株式市場ですが、みなさんは何とか凌げているでしょうか?
それとも短期で一気に資産を増やせたでしょうか?
暴落の後には必ず2番底がある!
何かと「下げ幅はブラックマンデー超え」なワードが踊っておりますが、重要なのは値幅ではありません。
ボラティリティです。
※ちなみにサムネやタイトルに「下げ幅最大!」で釣っている人の発信は見ない方が良いです。釣り師発見ワードですw
このmoomooコラムでも何度か書いてきたように、重要なのはVIXや日経VIの最高値がいくらまで吹いたのか、その後どの水準で動くのか・・です。「史上最大の下げ幅」とか意味のない数字はメディアがインパクトを出したいだけの数字です。
2024年8月5日、日経VIの高値は85.38を付け、これはコロナショックよりも高かった!が重要な情報になるわけです。
そして日経VIが50を超えるような暴落に見舞われた後は、自律反発を伴って戻りを試した後に多くの場合で再度安値を見に行く・・・という事実があります。
これはチャートの教科書にも大抵書いてある話で、急落・暴落で1回下げ止まっても2番底を付けに行くので注意・・というヤツです。
この「2番底」というのは、正確には「ボラティリティが50%、60%を超えるようなハイボラティリティになってしまった市場は、複数回の下値トライを試さないと落ち着くことができない」というボラティリティの特徴をチャートの形で語ったに過ぎません。
ボラティリティが落ち着かなければ株価が落ち着くことはありません。
ボラティリティとは「株価の変動エネルギー」のことです。
ボールを高いところから落とせば、つまり「位置エネルギーを高めれば」、地面で跳ね返って一定まで上昇し、再度地面で跳ね返ってまた少し上昇・・・というバウンドを繰り返していきます。
株式市場のキーワードでは「デッド・キャット・バウンス」とも言われますよね。
これが1987年10月19日に米国で発生した「ブラックマンデー」時の日経平均の日足チャートです。
暴落の後には必ず2番底がある!
日本では翌20日に-14.90%の大暴落でその翌日は逆に急反発で寄らず、21日には合計+14.02%までリカバー。ほっとしたのも束の間、次の2日間で全戻しで2番底を付けました。
さらに11/11には3番底、12/28には4番底を付けて下落幅を拡大、丸2ヶ月かけて4番底でようやく上昇に転じました。
次に2020年3月のコロナショックです。
暴落の後には必ず2番底がある!
2020年2月6日から3月19日までの下げは-31.8%。
そこから+19.5%戻して、2番底は-9.8%です。
この時は世界が早急な異次元緩和をしましたので、2番底も浅くあっという間に上昇していきました。
そして現在がこれ。
暴落の後には必ず2番底がある!
ブラックマンデー後やコロナ後と形が似てきていますが、当然の話なんです。
これをブラックマンデーの再来とか、なんちゃらとチャートの形が似ている・・とかはナンセンスな話であって、異常なハイボラティリティ相場なんだから同じような値動きになって当たり前だということです。
つまり、昨日の高値が一旦の戻り高値なのかはまだ判断が難しいところですが、35850円で戻り15%。何となくいいところまで戻った感もあります。
だとすれば、再度32000円台まで下落を試す可能性はかなり高いです。
そして次の下落では、今回耐えた信用買い組や投資歴の浅い層の投げ売り=心が折れた・・が出てきます
まだまだ日経VIは40台ですから、再度の大幅下落を念頭に相場を見た方が良いと思います。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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