今日の株式見通し＝上昇一服、米ＣＰＩ弱く円高警戒くすぶる　米小売指標控え様子見も

2024年8月15日午前 8:14 GMT+9(一部抜粋)

きょうの東京株式市場で日経平均株価は、上昇一服が見込まれている。米消費者物価指数（ＣＰＩ）が弱く、先行きの円高への警戒感がくすぶる。為替にらみとなり、ドル／円に大きな動きがなければ底堅さが意識されそうだ。米小売売上高の発表を控え、様子見になりやすいともみられている。
日経平均の予想レンジは３万６０００円－３万６７００円。
国内がお盆休みとなる中、「中長期投資家が動いておらず、上値を追えるような力強さはない」（ＳＢＩ証券投資情報部の浅井一郎シニア・ストラテジスト）との見方が聞かれる。米株主要３指数はプラスだったが、フィラデルフィア半導体指数（ＳＯＸ）はわずかにマイナスで、国内半導体関連株の上値を抑制すると見られる。