東京市場サマリー：連休前で動意薄　日経平均は37円安で終了

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比37.98円安の38236.07円、東証株価指数（TOPIX）が0.87ポイント安の2728.53で終了した。

トップニュース
休み返上の為替トレーダー、円に再介入リスク－ＧＷ後半も戦々恐々
外国為替市場関係者は３日からのゴールデンウイーク（ＧＷ）後半も、休日返上で当局の為替介入に備える。介入とみられる動きにより、円の安値更新にはひとまず歯止めがかかっているが、連休中には米国の雇用統計も発表される予定で、円安が再加速するリスクがある。１ドル＝160円の防衛に政府・日本銀行が動くのか。緊張感の高い相場が続きそうだ。
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債券は小幅高、ＦＲＢ議長発言受け米金利低下－先物は下落転換場面
２日の債券相場は小幅上昇。米国でパウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長が連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合後の記者会見で、次の行動が利上げとなる可能性は低いと述べたことを受けて長期金利が低下した流れを引き継いでいる。ただ、買いの勢いは鈍く、先物は午後に入り下落に転じる場面がある。

半導体「ニッポン材料」の底力　高性能化を下支え
$レゾナック・ホールディングス(4004.JP)$ と $積水化学工業(4204.JP)$が半導体の高機能化に寄与する新素材をそれぞれ開発した。半導体産業は設計、材料、製造装置、製造と多岐にわたるが、なかでも材料は日本企業が極めて高いシェアを持つ分野だ。優位性を堅持するため、各社は技術革新に磨きをかける。

注目銘柄
住友商事－後場上げ幅拡大　1900万株・500億円を上限に自社株買い　消却も発表
$住友商事(8053.JP)$が後場上げ幅拡大。同社は2日14時15分、1900万株・500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月7日～7月19日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.6％。
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楽天Ｇ－底堅い　韓国の新規参入の携帯キャリア事業者と戦略的協業
$楽天グループ(4755.JP)$が底堅い。同社は2日、傘下の楽天モバイル、楽天シンフォニーが韓国の新規参入の携帯キャリア事業者であるＳＴＡＧＥ　Ｘと、戦略的協業の覚書を締結したと発表した。

【決算速報】三菱商事、24年3月期連結決算：売上高は前期比9.3％減の19.57兆円、純利益は前期比18.4％減の9640億円
$三菱商事(8058.JP)$が5月2日後場(13:00)に24年3月期連結決算を発表した。24年3月期の連結純利益は前期比18.4％減の9640億円、25年3月期も前期比1.5％減の9500億円に減る見通しとなった。