東京市場サマリー：日経平均は続伸、円が上昇　植田総裁が緩和調整姿勢を維持

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比153.26円高の38364.27円で終了
●来週は円下落か、米利下げ織り込み過ぎの修正でドルに上昇余地
●経済・物価見通し実現なら緩和調整、基本姿勢変わらず－植田日銀総裁
●長期金利上昇か、日銀正常化姿勢崩さず－米金利支え【債券週間展望】
●ＮＴＴグループ向けを中心とする通信工事大手のミライトワンは１０日続伸、好決算を受け上値指向継続
●注目銘柄： $ミライト・ワン (1417.JP)$、 $三菱電機 (6503.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Zeber

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比153.26円高の38364.27円、東証株価指数（TOPIX）が13.32ポイント高の2684.72で終了した。

トップニュース
来週は円下落か、米利下げ織り込み過ぎの修正でドルに上昇余地
来週の円相場は下落すると予想される。市場で米国の利下げ織り込みに行き過ぎ感が出ていることや、９月米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）での大幅利下げ観測を修正する動きにより、米金利やドルが上昇しやすい展開となりそうだ。

【更新中】【要人発言】衆院財務金融委員会の閉会中審査
植田日銀総裁は衆院財務金融委員会の閉会中審査で答弁した。
-金融政策の考え方、内田副総裁との間に違いない
-当面はその動向を極めて高い緊張感を持って注視していく
-為替レートはファンダメンタルズに沿って安定推移が重要
【債券週間展望】長期金利上昇か、日銀正常化姿勢崩さず－米金利支え
８月第４週（26－30日）の債券相場は、長期金利の上昇（価格は下落）が予想される。日本銀行の植田和男総裁が国会の閉会中審査で経済・物価見通しに沿って推移すれば、緩和調整を続ける姿勢を示したことが売り材料になる。一方、９月の利下げ実施観測が強まる米国での金利の低下基調は下支え要因となりそうだ。

注目銘柄
シャープ株が一時9％超高、ソフトバンク1000億円出資検討の報道
２３日の東京株式市場で $シャープ (6753.JP)$ が大幅続伸し、一時は前営業日比９％超高まで上昇した。 $ソフトバンク (9434.JP)$が６月に独占交渉権を得たと発表したシャープ堺工場を巡り、１０００億円規模の出資を検討していると報じられ、材料視されている。

ＮＴＴグループ向けを中心とする通信工事大手のミライトワンは１０日続伸、好決算を受け上値指向継続
$ミライト・ワン (1417.JP)$ は１０日続伸。同社は $日本電信電話 (9432.JP)$グループ向けを中心とする通信工事大手。今月９日に発表した４～６月期連結決算は売上高が前年同期比１６．７％増の１１７３億３８００万円、営業利益が同６７．９％増の１４億９３００万円だった。

三菱電機－3日ぶり反発　生成AIブームで光デバイス需要「非常に旺盛」と伝わる
$三菱電機 (6503.JP)$が3日ぶり反発。ブルームバーグ通信は23日8時10分、同社の竹見政義半導体・デバイス事業本部長は生成AIブームを受けて同社の光デバイス製品の需要が「非常に旺盛」で、継続的な生産能力増強が必要との考えを示したと報じた。

フクダ電子は反発、ＡＩで隠れ心房細動のリスクを推定する国内初の１２誘導心電計を発売
$フクダ電子 (6960.JP)$は反発している。午後２時ごろ、ＡＩによって洞調律の心電図から隠れ心房細動のリスクを推定する、国内初の１２誘導心電計「カーディマックス　ＦＣＰ－９９００Ａｉシステム」を１０月に発売すると発表しており、好材料視されている。