東京市場サマリー：日経平均は19.58円安、米雇用統計などに関心

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比19.58円安の38683.93円、東証株価指数（TOPIX）が2.20ポイント安の2755.03で終了した。

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今月日銀会合予想 = ブルームバーグ
●大多数のエコノミストは、今月の金融政策決定会合で日銀が国債買い入れの減額の方針を決めると予想、ほぼ全員が今回の会合では追加利上げの見送りを予想している。
●調査対象のエコノミストの92%が年内に追加利上げが行われると予想、これは4月調査結果の81%を上回っている。
●調査対象の54%は今回の会合で国債購入の減額が決定されると考え、26%はそうではないと予想している。また、65%は、日銀が今後の国債購入計画をより明確に示すべきだと考えている。
●円安圧力が年内の利上げの可能性を高め、73%の回答者は円安により日銀が利上げの圧力に直面していると考えている。

日・4月家計支出：前年比+0.5％で市場予想と一致
●日本の4月の実質消費支出は前年同月比0.5%増と、14カ月ぶりにプラスに転じた。3連休外出する人の増加や外食支出の増加が主因。
●消費支出の10項目のうち6項目が前年同月比で増加。「被服及び履物」は11.3%増、「家具・家事用品」は1.9%増、「教育」は25.9%増。

日本製鉄と武田薬が劣後債発行条件を決め、発行額6000億超
$日本製鉄 (5401.JP)$と $武田薬品工業 (4502.JP)$は総計6000億円を超える劣後債を発行し、企業合併・買収（M&A）に関連した大型の資金調達を行っている。

トヨタは後場に下げ幅を拡大、２メガバンクが政策保有株式の売却検討と伝わる
$トヨタ自動車 (7203.JP)$は後場に下げ幅を拡大した。７日、米ブルームバーグ通信が「三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＭＵＦＧ）と三井住友フィナンシャルグループ（ＦＧ）の２メガバンクが、政策保有株として持つトヨタ自動車の株式売却を検討していることが７日、分かった」と報じた。株式の需給悪化を警戒した売りが出たようだ。

三菱ＵＦＪが軟調、「顧客情報の無断共有で監視委が処分勧告へ」と伝わる
$三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$日本経済新聞電子版が７日未明、「証券取引等監視委員会は三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＭＵＦＧ）傘下の銀行と証券２社を行政処分するよう金融庁に勧告する検討に入った」と報じた。