東京市場サマリー：日経平均3日ぶり反落　日銀正常化局面の長期金利、上限は１％半ば意識か－緩和環境維持で

moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比16.86円安の38470.38円で終了
●日銀正常化局面の長期金利、上限は１％半ば意識か－緩和環境維持で
●金融相、企業のサステナ情報開示の在り方検討を諮問－ＷＧを新設
●任天堂---大幅続落、次世代機発売時期の延期の可能性を弱材料視
●アドバンテスト－急落　米スーパーマイクロが急落　半導体関連に利益確定売り
●注目銘柄： $任天堂 (7974.JP)$、 $アドバンテスト (6857.JP)$、 $三井物産 (8031.JP)$、 $丸紅 (8002.JP)$
ーmoomooニュース日本株Evelyn

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比16.86円安の38470.38円、東証株価指数（TOPIX）が14.96ポイント高の2639.69で終了した。

トップニュース
日銀正常化局面の長期金利、上限は１％半ば意識か－緩和環境維持で
日本銀行がマイナス金利を解除した後の長期金利の動向は、緩和的な金融環境を維持する観点から物価予想の影響を除いた実質金利がポイントの一つになりそうだ。日銀が新たな上限を明示しなくても、長期のインフレ期待の水準を踏まえると当面は１％半ばが意識される可能性がある。

金融相、企業のサステナ情報開示の在り方検討を諮問－ＷＧを新設
鈴木俊一金融相は19日、企業のサステナビリティー情報の開示と保証の在り方について検討するよう金融審議会に諮問した。金融庁の神田潤一政務官が同日の審議会の冒頭で明らかにした。

アセットマネジャーが円売り拡大、日本株が最高値接近のなか円安警戒
アセットマネジャーの円に対する弱気ポジションが過去１年以上で最大の規模に膨らんでいる。日本株が史上最高値更新に迫る中、海外投資家が引き続き為替リスクを警戒していることを示唆している。

注目銘柄
任天堂---大幅続落、次世代機発売時期の延期の可能性を弱材料視
$任天堂 (7974.JP)$大幅続落。今年後半に予定していた次世代ゲーム機の発売時期を、25年1-3月期に延期する旨を複数のゲーム開発会社に通達したと一部で報じられている。

アドバンテスト－急落　米スーパーマイクロが急落　半導体関連に利益確定売り
$アドバンテスト (6857.JP)$が急落。16日の米国市場でSOX（フィラデルフィア半導体株指数）が前日比0.7％安となったことが手がかり。

三井物産－急騰　中国電力とマレーシア・日本間のCCSバリューチェーン構築に関する覚書を締結
$三井物産 (8031.JP)$が急騰。同社は19日、同社と $中国電力 (9504.JP)$は、同社がマレーシア国営石油会社などと共同で開発を進めるマレーシア沖のCO2貯留サイトでのCO2回収・貯留（Carbon　Capture　and　Storage、以下「CCS」）および輸送などを含むバリューチェーン構築を目指す共同検討に関する覚書を締結したと発表した。

丸紅－続伸　ドバイで再生航空燃料製造へ　家庭ゴミを原料に＝日経
$丸紅 (8002.JP)$が続伸。日本経済新聞電子版は19日12時10分に、同社がアラブ首長国連邦のドバイで家庭から排出される生ごみなどの一般廃棄物を原料とする、再生航空燃料（SAF）を製造すると報じた。

配信元：Bloomberg、トレーダーズ・ウェブ、フィスコ