東京市場サマリー：日経平均は3日ぶり反落　７＆ｉＨＤ買収提案、株主のため価格引き上げの努力を－米アーチザン

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比254.05円安の38110.22円で終了
●米「利下げ」示唆で日本は円高株安：識者はこうみる
●次の日銀利上げは12月、年末から国債買いを加速＝第一生命・投資本部長
●７＆ｉＨＤ買収提案、株主のため価格引き上げの努力を－米アーチザン
●円は対ドルで144円台前半、米利下げ期待や中東懸念で３週間ぶり高値
●注目銘柄： $セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$、 $ニチレイ (2871.JP)$、 $三越伊勢丹ホールディングス (3099.JP)$
ーmoomooニュース日本株Evelyn

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比254.05円安の38110.22円、東証株価指数（TOPIX）が23.31ポイント安の2661.41で終了した。

トップニュース
米「利下げ」示唆で日本は円高株安：識者はこうみる
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長の９月利下げ開始示唆を受け、週明けの東京市場で日経平均は一時５００円超安となる場面もあった。一方、足元のドルは１４３円台後半で推移するなど円高基調が続いている。

次の日銀利上げは12月、年末から国債買いを加速＝第一生命・投資本部長
第一生命保険で投資本部長を務める重本和之・常務執行役員は、日銀の次の利上げは今年１２月と２０２５年度にもう１回あるとの見方を示し、現在抑えめにしている日本国債の買いを米大統領選後に加速させる考えを明らかにした。

円は対ドルで144円台前半、米利下げ期待や中東懸念で３週間ぶり高値
26日の東京外国為替市場で円相場は１ドル＝143円台後半に上昇。一時３週間ぶり高値を付けた後は、伸び悩んでいる。前週末にパウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長が利下げの時が来たと発言し、金融緩和の調整を進める日本との金融政策の方向性の違いが改めて意識されている。朝方は中東情勢の悪化を懸念したリスク回避も円の上昇を後押した。

注目銘柄
７＆ｉＨＤ買収提案、株主のため価格引き上げの努力を－米アーチザン
カナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシォン・クシュタールによる $セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$への買収提案に関連し、７＆ｉＨＤの長期的な株主が、同社の経営陣と取締役会は株主のためにより良い価格を実現する責任がある、と主張していることが分かった。

ニチレイは１０日続伸、好業績見通しと円高追い風に新高値圏走る
$ニチレイ (2871.JP)$は１０日続伸。家庭用や業務用向けの販売が堅調なほか、海外事業の伸長や価格改定効果もあり、同社は成長トレンドをまい進している。

三越伊勢丹---大幅続落、円高によるインバウンド需要の先行き懸念で
大幅続落。為替の円高進行で自動車株などの下げも目立っているが、同社などインバウンド関連の一角も先行き警戒感が強まる流れとなっているようだ。

医薬品株、暴落後の高値更新争いで１位通過－３つのエンジンで急加速
日本株市場で医薬品株が好調だ。８月初旬に相場全体が暴落した後も順調に戻し、東証33業種の中では真っ先に史上最高値を更新した。医薬品指数は22日の取引でブルームバーグのデータでさかのぼることができる1983年以降の最高値を記録し、23日はさらに続伸した。

配信元：Bloomberg、MINKABU、ロイター