東京市場サマリー：日経平均反発　日銀、金利操作再修正「金融正常化へプラス」10月要旨

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比28.58円高の33169.05円で終了
●日銀、金利操作再修正「金融正常化へプラス」10月要旨
●物価上昇2%台で定着視野に　サービス価格が底上げ
●24年度予算案112.1兆円、午後決定　予備費を圧縮
●三菱ＵＦＪ－反発　金融緩和解除「1月にも」　同社社長は最短を見込む＝朝日
●注目銘柄： $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$、 $東京エレクトロン (8035.JP)$、 $三菱ケミカルグループ (4188.JP)$、 $日本航空 (9201.JP)$
ーmoomooニュース日本株Evelyn

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比28.58円高の33169.05円、東証株価指数（TOPIX）が10.45ポイント高の2336.43で終了した。

トップニュース
日銀、金利操作再修正「金融正常化へプラス」10月要旨
日銀は22日、長短金利操作（イールドカーブ・コントロール、YCC）の再柔軟化に踏み切った10月30〜31日の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。米長期金利上昇に伴い、日本の長期金利にも上昇圧力がかかっていた。多くの政策委員が長期金利の厳格な抑制は「市場や企業金融に及ぼす副作用が大きくなりうる」との認識を共有した。

物価上昇2%台で定着視野に　サービス価格が底上げ
総務省が22日公表した11月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く総合は前年同月比2.5%上昇だった。5カ月連続で2%以上の上昇率となったサービスが支え、モノと並んで物価を押し上げている。消費者物価の上昇率は節目の2%台で定着しつつある。

24年度予算案112.1兆円、午後決定　予備費を圧縮
政府は22日午後、2024年度予算案を閣議決定する。一般会計総額は112兆700億円程度で12年ぶりに前年度から減少する。23年度に新型コロナウイルス対策などで5兆円を積んだ予備費は物価・賃上げ対応として1兆円に圧縮する。

ＧＰＩＦ植田ＣＩＯ、有能マネジャー発掘に注力－アクティブに手応え
年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）の最高投資責任者（ＣＩＯ）を務める植田栄治氏は、ブルームバーグの取材に対し、株式アクティブ運用の有能なマネジャーの発掘に注力する考えを示した。ＧＰＩＦは積極的に株式アクティブファンドの採用を進めており、これまでの成績については「手応えを感じている」と話した。

注目銘柄
三菱ＵＦＪ－反発　金融緩和解除「1月にも」　同社社長は最短を見込む＝朝日
$三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$が反発。朝日新聞デジタルは22日、同社の亀沢宏規社長のインタビューにおいて、日本銀行の緩和策の柱であるマイナス金利政策の解除について「来年1月にも十分ある」との見方を示したと報じた。

三菱ケミカルＧ－後場急落　ギルソン社長が退任へ　後任は筑本学氏
$三菱ケミカルグループ (4188.JP)$が後場急落。同社は22日12時30分、ジョンマーク・ギルソン氏が代表執行役社長を退任し、エグゼクティブバイスプレジデント（副社長相当）の筑本学氏が後任を務めると発表した。就任予定日は2024年4月1日。

東京エレクトロンが一時2%高　米半導体株高で
$東京エレクトロン (8035.JP)$が3日ぶりに反発している。一時、前日比495円（2.00%）高の2万5195円まで上昇した。21日の米株式市場で、主要な半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数（SOX）が大幅に上昇した。

ＪＡＬ－後場マイナス転換　同社グループ会社が不適切整備　国交省が業務改善勧告へと伝わる
$日本航空 (9201.JP)$が後場マイナス転換。時事通信は22日12時59分ごろ、同社のグループ会社が不適切な整備をしていたとして、国土交通省が同日に業務改善勧告を出すと報じた。

配信元：Bloomberg、日本経済新聞、トレーダーズ・ウェブ