東京市場サマリー：日経平均小反落　２％物価目標実現、現時点では十分な確度持っていない－清水日銀理事

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比31.49円安の39208.03円で終了
●２％物価目標実現、現時点では十分な確度持っていない－清水日銀理事
●23年度の実質成長率は1.2%、24年度は0.5%　NEEDS予測
●トヨタ、１月グループ世界販売は前年超え－ダイハツ不正影響はね返す
●日本ＫＦＣ---ストップ高、三菱商事が保有全株式の売却を検討と伝わる
●注目銘柄： $三菱商事(8058.JP)$、 $日本KFCホールディングス(9873.JP)$、 $本田技研工業(7267.JP)$、 $日産自動車(7201.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Evelyn

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比31.49円安の39208.03円、東証株価指数（TOPIX）が3.51ポイント安の2674.95で終了した。

トップニュース
２％物価目標実現、現時点では十分な確度持っていない－清水日銀理事
日本銀行の清水誠一理事は28日、２％の物価安定目標の実現について、現時点では十分な確度は持っていないとの見解を示した。衆院予算委員会第一分科会で答弁した。

23年度の実質成長率は1.2%、24年度は0.5%　NEEDS予測
日本経済新聞社の総合経済データバンク「NEEDS」の日本経済モデルに、内閣府が2月15日に公表した2023年10〜12月期の国内総生産（GDP）速報値を織り込んだ予測によると、23年度の実質成長率は1.2%、24年度は0.5%の見通しとなった。

注目銘柄
トヨタ、１月グループ世界販売は前年超え－ダイハツ不正影響はね返す
$トヨタ自動車(7203.JP)$は28日、１月のグループ世界販売は前年同月比4.4％増の83万1161台だったと発表した。北米の需要が堅調で、子会社のダイハツ工業の生産・出荷停止の影響をはね返した。

日本ＫＦＣ---ストップ高、三菱商事が保有全株式の売却を検討と伝わる
$日本KFCホールディングス(9873.JP)$ストップ高。 $三菱商事(8058.JP)$が保有する全株式を売却する検討を始めたことがわかったと伝わっている。現在の出資比率は約35％となっており、近く売却先を決めるための1次入札を実施するもよう。

ホンダ新型燃料電池車、今夏に国内発売－プラグイン機能で普及なるか
$本田技研工業(7267.JP)$は28日、新型の燃料電池車（ＦＣＶ）「ＣＲ－Ｖ　ｅ：ＦＣＥＶ」を初公開した。家庭や外出先で電気自動車（ＥＶ）用の設備で充電して走行できるプラグイン機能を持たせており、ＦＣＶを普及させる上で課題となっている水素ステーションの少なさに対する消費者の不安を払拭（ふっしょく）できるかが注目される。

日産自動車－9日続伸　27年度より自動運転によるモビリティサービスの事業化めざす
$日産自動車(7201.JP)$が9日続伸。同社は28日、日本国内において自社開発のドライバーレス自動運転によるモビリティサービスの事業化に向けたロードマップを発表した。

富士フイルムＨＤ－底堅い　国立がん研究センターと悪性腫瘍分析のためのAI技術を共同開発
$富士フイルムホールディングス(4901.JP)$が底堅い。同社傘下の富士フイルムは28日、国立がん研究センター（東京都中央区）と、MRI画像から神経膠腫（グリオーマ）の疑いのある領域を精密に抽出するAI技術を共同で開発したと発表した。

配信元：日本経済新聞、Bloomberg、トレーダーズ・ウェブ、フィスコ